東日本大震災を振り返って

本学における今後の災害対策

東日本大震災を振り返って

震災後の災害対策

今回の東日本大震災を受け、本学では災害対策を改めて見直し、対策を進めています。

すでに実施した災害対策

  • 従来は廊下や階段などの要所にのみ設置していた避難経路図を、3キャンパスの全教室に配置。
  • 救急箱を各校舎に増設。
  • 3キャンパスの主要共用部にAEDを増設。使用方法は、学生対象の「救急救命講習会」などで説明。
  • 学内の売店などとの災害時協力体制を整備。

現在進行中・検討中の災害対策

  • 今回の震災を踏まえた「災害時マニュアル」(仮称・教職員向け)の策定。
  • 飲料水、食料など備蓄品のさらなる拡充計画。
  • 災害時優先電話回線の増設。
  • 帰宅困難者の待機場所になると想定される大教室や食堂などに、地上波放送を受信できるテレビを整備。
  • 3キャンパス間の無線機による通信手段の確保。

学生への災害時対策

防災(避難)訓練

市ケ谷キャンパスでは2011年4月27日、外濠校舎で大規模な地震発生を想定した防災(避難)訓練を行い、学生・教職員・委託会社関係者ら約500人が参加しました。本学では従来から防災訓練を行っていましたが、さらに大人数の学生が参加できる防災訓練を3キャンパスで行っていきます。

なお災害時における行動の指針や、各キャンパスの近隣マップなどをまとめたリーフレット「大地震対応マニュアル」を、近く全学生に配布する予定となっています。

市ケ谷キャンパスで防災(避難)訓練に参加する学生たち

緊急時の対応

また台風などの自然災害時を想定し、交通機関が乱れた場合の授業の取り扱いについて、各キャンパスで指針を策定しています。判断に迷った場合には、こちらを参考にしてください。

学生の皆さんには、地震や台風などの天災や火災など、いつ起こるか分からない災害が発生した場合、被害を最小限にとどめるために落ち着いて行動することが求められます。日ごろから避難経路を確認し、訓練に積極的に参加するなど、防災意識を高く持つようにお願いします。

また、いずれのキャンパスでも災害発生時には無闇に構内から出ず、指示された避難場所に速やかに移動してください。緊急対策本部で学内外の情報を収集・精査した上で、もっとも安全と思われる対応策を提示しますので、それに従ってください。学生の皆さんのご協力をよろしくお願いします。