松尾ゼミ

1.ゼミのテーマ

 テーマは、多文化共生と教育です。「差異と共にいかに生きていくのか」「異なる人々がありのままに生きられる社会をどうつくっていくのか」を追究する教育のあり方について考察しています。

2.ゼミの活動

 ゼミの活動は、個人研究とグループ活動があります。個人研究を通して、問いの立て方、文献の読み方、資料の収集や分析の方法、レジュメや論文の書き方、プレゼンの仕方などを学びます。最終的に、興味・関心のあるテーマを主体的に選択して、卒業論文を執筆します。また、グループ活動では、設定したテーマに基づき、外国人児童生徒などの多い学校を訪問したり、多文化を探訪しに街に出たりして、調査研究や支援活動を行います。グループ活動を通して、コミュニケーションを取りながら、協働して問題解決することを学びます。

3.ゼミの様子

2019.11 多文化共生プレゼン大会に出場
 東京都が主催する「ヒューマンライツ・フェスタ東京2019」の多文化共生プレゼン大会に出場しました。ゼミでの参加は、今回が2回目になります。このプレゼン大会を目標に、3年生7名が、アイデアをぶつけ合い、動画をつくり、プレゼンの練習をして、連日、夜遅くまでがんばってきました。本番では、十分に力を発揮して、最高のパフォーマンスをしてくれました。このプレゼン大会の経験を通して、3年生は大きく成長しました。

 プレゼンの題目は、「心のフィルター―東京から起こるカラフルムーブメント-」でした。身の回りのちょっとした偏見に焦点をあてた3分間の動画でプレゼンは始まります。プレゼンの内容を練り上げる過程で、法政大学のLGBTサークルのプリズムの皆さんとも交流しました。

2019.11 にんじん日本語学校の留学生との交流
  にんじん日本語学校の留学生との交流を継続的に行っています。今回は、中国人留学2名と韓国留学生1名との交流でした。日本語学校の課題として、大学生の結婚観について、大学生の生活事情について、大学生の車事情について、大学生にインタビューしてくるということで、これらのトピックをもとに意見の交換を行いました。

2019.10 神楽坂の多文化マップづくり
 多文化マップをつくりました。神楽坂の街を分担して、2年、3年、4年の縦割りグループで歩いて、どのような多文化があるのかを探索しました。見つけた多文化をスマホで写真にとってきて、メモをもとに、多文化マップを作成しました。多文化といってもグループによって観点が異なり、たいへん興味深い地図に仕上がりました。

 

2019.9 後期ゼミの始動・・・Welcome 2年生!
 2年生が合流し、後期ゼミの始動です。ジュースで乾杯して、新しい2年生を迎えました。ゼミの始まりは、全員の30秒スピーチから始まります。1週間で見つけてきた多文化について紹介し合います。ゼミでは、2年生、3年生、4年生が交流できるように、縦割りのグループをつくり、いっしょに体験したり、グループワークをしたりする活動を中心に進めています。

2019.9 ゼミ合宿
 今年のゼミ合宿は、山梨県の山中湖村「清風荘」において2泊3日で行いました。4年生は、それまで取り組んできた卒業論文についてのプレゼンを行い、批評し合いました。3年生は、11月に出場する多文化共生プレゼン大会に向けて、考えてきた構想を発表して、検討し合いました。4年生と3年生が共に学び合う充実した機会となりました。

 合宿ではまた、バレーボール、バスケットボールなどのスポーツで汗を流したり、バーベキューに舌鼓を打ったり、また、花火を楽しんだりなど、よく学びよく遊んだ中身の濃い合宿となりました。

2019.7、2019.6 東京ジャーミイ・トルコ文化センターへ行こう
 東京ジャーミイという日本で最大級のモスクが代々木上原駅の近くにあります。イスラム教についての理解を深めてもらおうと、土日、祝日には、2時半から、モスクを説明しながら案内してもらえ、イスラム教についての講話を聴くことができます。ゼミでは、6月と7月に2回に分けて、東京ジャーミイを訪問しました。

 東京ジャーミイは、伝統的なオスマン・トルコ様式のモスクです。そこで、ゼミ活動では当日、まず、新宿にあるトルコレストランのウスキュダルで、トルコ料理のランチを食べました。フランス料理、中華料理とともに世界の3大料理に数えられるだけあって、とてもおいしかったです。

 新大久保の駅から歩いてすぐのところにイスラム横丁があります。トルコ料理の後は、このイスラム横丁を散策しました。イスラム教徒を対象としたケバブのレストラン、スパイスやハラールの食材を売っている店などを見て回りました。東京にもイスラム教を信じている人々がたくさんいることが実感される散策でした。

 イスラム横丁を巡った後に、いよいよ東京ジャーミイに向かいました。モスクは、ドームやミナレット(塔)などの特徴的な外観をもち、中には、マッカの方向を示す壁のくぼみであるミフラーブ、礼拝の前に手足や顔を清める洗い場などがありました。東京ジャーミイには、ハラールフードを提供するお店も開かれていました。
 写真は、6月に訪問した3年生の写真で、モスクの建物の中の様子になります。幾何学的なアラベスク模様がとても美しい内装になっています。

 

 グローバル化が進むなかで、日本にはすでに世界のほとんどの国や地域の人が在住しており、イスラム教徒もたくさん暮らしています。モスクというのは、イスラム教の礼拝所、祈りをささげるための建物ですが、婚姻や葬儀、教育、情報交換、助け合いの場としても機能していて、ムスリムコミュニティの中心となっています。今回のゼミ活動は、多文化化の進む日本を実感できるものとなりました。写真は、7月に訪問した4年生の写真です。

2019.6 異文化間教育学会でゼミ紹介の活動発表&交流会、明治大学(中野)
 前期のゼミは、日本最大級のモスク、東京ジャーミイに行こうということで、「イスラム教を知ろう」のテーマをもとに進めてきました。6月の異文化間教育学会の折に、ゼミ紹介の活動発表&交流会というイベントがあり、3年生がイスラムについてのポスターを作成して発表し、他大学との交流を行いました。

2019.6 ムスリムのニルファルさんと話そう
 法政大学への国費留学生であるムスリムのピルマトウァ・ニルファルさんをゼミにお招きしました。イスラム教の信仰や生活、出身国ウズベキスタン、日本に来て感じることなどについて、興味深い話をお伺いすることができました。

2019.2  JICA地球ひろばでのワークショップ
 JR市ヶ谷駅近くにあるJICA地球ひろばを訪問して、国際協力の重要性や持続可能な社会づくりについて考えました。エスニックビュッフェで世界の料理を楽しんだ後、JICAの職員の方に、国際協力に関する展示を案内してもらい、また、SDGsに関するワークショップをしていただきました。

2019.1 埼玉県川口市の芝浦団地学生ボランティアグループの活動見学
 芝園団地は、住民の半分以上が外国人住民(主に中国人)で構成されています。この団地では、多文化・多世代の住民が安心して生活できる地域となることをめざして、大学生が中心となり「芝園かけはしプロジェクト」が進められています。ゼミの有志で、その活動を見学に行きました。

2019.1 にんじん日本語学校の留学生との交流
 にんじん日本語学校の留学生との交流を法政大学で行いました。学食で食事をして、自己紹介やゲームをしたり、大学の案内をしたりしました。会話を通して、日本での暮らしや本国(ウズベキスタン、中国など)での生活の一端を知ることができました。

2018.12 多文化共生プレゼンの当日
 「ヒューマンライツ・フェスタ東京2018」の一環として東京都が主催する多文化共生プレゼン大会に参加しました。プレゼンに向けて、3年生12名が、自分たちでアイデアを出し合い、皆で協力しながら取り組みました。試行錯誤を重ね、ときには夜遅くまで残って、内容を検討したり、スライドを作成したり、発表の練習をしたりして作り上げていきました。本番では、それまで準備してきたことを十分に発揮して、自分たちにとって納得のいくプレゼンができました。

 

 

大会ブログより・・・
2018.12.4 プレゼン大会まであと2日。

2018.11.28 プレゼンテーションチーム紹介
 松尾ゼミは、今の3年生の代から始まった新しいゼミで、みんなで1からゼミを作り上げてきました。テーマは、多文化共生と教育です。異なる人々がありのままに生きられる社会をどのようにつくっていくかを追究し、教育のあり方について考察しています。かなり個性的なメンバーが集まっていて、考え方もバラバラですが、海外や旅行など共通の趣味もあり、とても仲の良いゼミです。

2018.12 2年生のゼミ
 2年生のゼミは、多文化共生がテーマです。2代目は、海外や多文化が大好きで、明るく元気な7名のメンバーです。授業では、『多文化共生のためのテキストブック』を使って、異なる人々がどうやって共生していけばよいのかを議論しています。

2018.9 ゼミ合宿
 昭和の森 フォレストロッジ(千葉)で2泊3日の合宿を行いました。多文化共生プレゼンに向けての内容を検討するとともに、後期のチーム研究の計画について話し合いました。フットサル、フリスビー、リレーなどのスポーツ、バーベキューなども楽しみました。

2017.12現在・・・
 今年、始まったばかりのゼミです。
 ゼミ生は、2年生の12人(1名、留学中)。海外や多文化に興味津々で、とても個性豊かなメンバーです。

 ゼミは、30秒スピーチから始まります。
 多文化や異文化に関わることなら何でもOK。生活の中での異文化への気づき、海外を旅行したときの経験など、毎回、笑えるエピソード、びっくり仰天の体験談が飛び交います。

 多文化マップづくりもしました。法政大学の構内を3人グループで歩いて、身近な多文化の探索です。でき上がった地図は、例えば写真のようになりました。コメントをみてみると・・・
・法政にこんなに多文化があふれているとは・・・
・新しい発見があった。
・グループによって違っていて、興味深かった。

 今は、興味関心をもつトピックについて、順番にプレゼンをしています。文献から関心をもった章を選んで読み込み、自分でも調べて、レジュメを作成して発表します。最後に、自分で立てた問いをもとに、文献や資料を収集して研究レポートにまとめます。
 追究している問いは、例えば・・・
・多言語環境で育つ子どもは、どのように言語を習得するのだろうか
・児童期の異文化体験は、その後の人生にどのような影響を与えるのか。
・外国人集住地域での日本の学校は、どのような教育を行っているのか。
・外国人留学生は、ソーシャルスキルをどのような場面で必要とするのか。
・オーストラリアやアメリカなどでは、偏見・差別を低減するためにどのような工夫をしているのか。

 ゼミの歴史は始まったばかりです。これからどんな活動やイベントをしていくのか、どのようなゼミにしていくのか、ゼミのメンバーといっしょに話合いながらつくっていく予定です。