昨年12月から新型コロナウイルスによる感染症が中国を中心に発生しており、患者数の増加が伝えられています。日本国内でも患者が発生し増加傾向にあります。発熱と咳などの風邪症状が特徴で、飛沫感染・接触感染が中心とみられており、手洗い 、咳エチケット 、人混みを避ける などが感染拡大、予防に有用と考えられています。
風邪・インフルエンザ等と同様、手洗い・咳エチケット等、通常の感染予防対策が重要です。
[次亜塩素酸ナトリウム(塩素系漂白剤)の希釈方法]
2リットルのペットボトルに水道水と塩素系漂白剤原液10ミリリットル(ペットボトルのキャップ2杯)を入れます。
ドアノブや机などの家具類の消毒に使用します(手指の消毒には絶対に使用しないでください)。
風邪症状や発熱(37.5度以上)が続いている。強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある。初発症状として上記以外に、嘔気・下痢等の消化器症状、めまい・頭痛などの脳神経関連症状、結膜炎・筋肉痛なども報告されています。
今回の新型コロナウイルス感染症については現在限られた施設でしか検査を行うことができません。また、治療に関しては専用の外来を設置している医療機関で行うことになります。下記条件に該当する場合には、最寄りの「帰国者・接触者電話相談センター」に相談の上、他の人との接触を避け、マスクを着用し、速やかに同センターから紹介された医療機関を受診してください。
新型コロナウイルス感染症は「学校において予防すべき感染症(PDF / 110KB)」の第1種に指定されました。
新型コロナウイルス感染症と診断(疑い含む)された方は、各自の所属する学部・大学院事務課もしくは保健課(診療所)へ電話で連絡してください。
その際、感染症における一般情報の他に渡航歴・接触歴・過去2週間の行動履歴なども併せてご報告ください。