氏名 | 研究科・学部 | 専攻・学科 | 学年 |
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佐藤 大樹 | 社会学部 | メディア社会学科 | 4 |
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毎日土の中で眠り、朝になると地上に出て走り回る彼。仲間にも囲まれた毎日を過ごしていたが、ある日一滴の“雨”が彼に降り注ぐ。
(アピール点)
タイトルの読みは「バイオテクノロジー」。人間は植物なしには生きていけないが、「遺伝子組み換え」など種に手を施すのもまた人間の行いである。もちろん悪い面ばかりではないが、遺伝子関係の話を耳にした際そんなことが頭を巡り、作品化するに至った。文字情報や表情に極力頼らない物語の展開も心がけた。
タイトルの読み方である「バイオテクノロジー」の危険な側面をイメージさせるストーリー展開。 ストーリーの完成度はもう一歩だったが、モノトーンを基調としたアニメーションはキャラクターと 動きがシンプルだが抑揚があり、悲しげな音楽と合わせて引き込む力を持っていた。 やや幼稚な語呂のタイトルだなと思いつつ作品を見たが、その漢字一文字一文字に込められた 製作者の環境問題への憂いが後からひしひしと伝わってきた。 (御法川)