HOME > ニュース > 法政ニュースリリース > 国際日本学研究所 展示「江戸人の考えた日本の姿ー世界の中の自分たちー」


法政大学国際日本学研究所 展示「江戸人の考えた日本の姿 ー世界の中の自分たちー」

2013年02月21日

江戸時代の人々は「日本」をどのように捉えていたのでしょうか。東西に長い島で、南には(おそろしい?)女ばかりの「女人島」あるいは「羅刹国」があり、琉球が大きく広がる-私たちからみるとまるで荒唐無稽な発想ですが、すべて当時の資料に見えるものです。さらに中国や朝鮮、琉球といった隣国の外側には、腕の長い人々や首の伸びる人々、土砂を食べる人々の住む国、夜が続く国が同時に存在するといった豊かな想像力も見られます。象や駱駝が見世物としてもたらされたとき、当時の人々は動物たちの故郷の「国」をどう想像し、翻って「自分たち」の「国」をどう考えたのでしょう-それは「和の国」? 「武の国」? まさかの「神の国」!?

今日に残された江戸時代の資料は、私たち自身の日本意識を根底からゆさぶるような、新しい視角を与えてくれる機会にして頂けるものと考えます。

※科学研究費補助金(基盤研究B)「近世日本の大衆文化における「日本」意識の表現」および文部科学省私立大学戦略的研究基盤形成支援事業(平成22年~平成26年)「国際日本学の方法に基づく<日本意識>の再検討」研究アプローチ(1)「<日本意識>の変遷―古代から近世へ」の研究成果による展示です。

開催概要

日時

2013年3月13日(水)~4月19日(金)10:00~18:00
(日曜祝日は閉室 *ただし、3月17日(日)は開室予定)

場所

法政大学市ケ谷キャンパス  ボアソナード・タワー14階 博物館展示室
(千代田区富士見2-17-1)JR・地下鉄 飯田橋駅または市ヶ谷駅 徒歩約10分

入場料

無料

主な作品

石川流宣画『大日本国正統図』(1708年)/
鍬形蕙斎画 『日本名所の絵』(19 世紀初め)/
歌川国芳画『伊弉諾伊弉冉の生人形』(1856年)(川添裕コレクション)/
恋川春町画作『吉備能日本智恵』(1784年)/
二代喜多川歌麿『朝鮮人来朝行列記』(1811年)/
宮田南北作・岡田玉山画 『絵本琉球軍記』(1835 年)/
春光園花丸作・岡田玉山画 『絵本異国一覧』(1799 年)/
古屋野意春作・宮本君山画 『万国一覧図説』(1810 年)    ほか

その他

3月16日(土)・17日(日)に併催するシンポジウムに関する詳細は、下記URLをご覧ください。

本件に関するお問合せ先

法政大学 資格課程実習準備室 TEL: 03-3264-4360
法政大学 国際日本学研究センター・国際日本学研究所 TEL: 03-3264-9682