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情報メディア教育研究センターが富士ゼロックスと共同で、授業で使う紙文書のIT管理化をする新しいシステムを開発

2013年11月26日

システム活用の流れ(出席票の集計)

法政大学情報メディア教育研究センターでは、富士ゼロックス(株)と共同で、授業で使う紙文書の電子化・処理効率化をする新しいシステムを開発し、今後全学で導入することを計画しております。

新しいシステムは、既存の紙文書にごく小さな点からなる“電子透かし(※) ”を複合機で印字することで、文書の分類や並べ替え、検索を容易にします。例えば、“電子透かし”が印字された授業の出席票や小テスト、レポート等をまとめてスキャニングすると、自動で学籍番号順の出席簿や成績一覧を作成することができます。

肉眼で見えづらい小さな点からなる“電子透かし”が印字された文書

肉眼で見えづらい小さな点からなる“電子透かし”が印字された文書

教員は、膨大な量の書類の管理に割かれる事務作業の手間を減らしたり、添削した小テストあるいはレポートを各学生に授業支援システムを介して配布することができるようになります。紙の文書の電子化を授業支援の一環として全学的に取り入れることは、全国的にも珍しい例となります。
(※電子透かし…印刷物やデジタルコンテンツに、情報を埋め込む技術の一種)

今回の新システム導入を担当した情報メディア教育研究センター・常盤祐司教授は、教員が今まで事務作業に追われていた時間が減り、教員が教育および研究活動に割く時間の増加、小テストおよびレポート添削による教員と学生とのコミュニケーションが活発化といった、学内の教育・研究の“質向上”のための活動に充てられることを期待しています。今後も、授業支援システムを基盤として、教育改善につながる新たな教育方法を提供する機能を追加していく予定です。

常盤祐司教授

常盤祐司教授

2005年に設立された情報メディア教育研究センターでは、2007年に、世界350大学で採用される授業支援システム(コース・マネジメント・システム/CMS)“Sakai”を、国内の私立大学としては全国に先駆けて全学導入するなど、ITを使った授業支援システムの研究・導入実験を企業と連携して進めると同時に、その成果を学内に還元しています。