法政大学(東京都千代田区)と島根県松江市は、「島根県松江市と法政大学の連携協力に関する協定書」を締結し、5月25日(土)に松江勤労者総合福祉センター4階大会議室にて締結式を執り行いました。松江市からは松浦正敬松江市長、法政大学からは田中優子総長が出席しました。
本連携協定は、松江市の地域づくり、地域振興や法政大学の教育研究について相互に連携、協力して取り組み、地域社会の発展・活性化と教育研究の向上、人材育成を推進していくことを目的としています。
松江市は、本学の初代総理(現在の本学総長)をつとめた梅謙次郎の出身地です。
この縁で、2018年10月に松江市(松江歴史館)で開催された「明治150年記念講演会『法政大学にとっての梅謙次郎』」において、招聘を受けて田中総長が講演した際、松江市側から協定締結を要請され、学内での検討を含めて協議が整い、今回の協定締結に至りました。
今後、本学と松江市は、以下の事項について連携・協力を図っていきます。
2019年度は、法政大学の留学生の学びの場として、松江市において産学官民連携・協力もとでインターンシップや体験活動・フィールドワークなどを行い、松江市の地域課題の解決、魅力発信、国際交流・インバウンドの推進、おもてなし文化の醸成、人材育成、関係人口(地域と多様に関わる人々を指す言葉)創出による地域の活性化を図っていきます。
調印式終了後には田中優子総長と松浦正敬市長で対談を行い、お互いの特色や今後の展望などについて話し合いました。