法政大学について(2019年度以前)

55・58年館の建替工事を2014年春より開始

  • 2013年07月08日
法政大学について(2019年度以前)

市ケ谷キャンパス55・58年館の建替工事を2014年春より開始します。
1955年以来、本学の学生が集い、学び、学園生活を謳歌する場として親しまれてきた建物は、その役割を新たな校舎に譲ります。この建物は、戦後の日本を代表する大学建築でもあり、特徴ある外観やディテールは、学舎とした卒業生のみならず多くの人々の記憶に刻まれる存在でした。
この建物を建て替えるにあたり、そうした記憶、歴史をつなぐとともに、水と緑に恵まれた周辺環境と調和を保ち、キャンパス全体を一体的に利用可能とする建物配置や外構計画を策定しました。さらに、学習環境の変化や防災上の要請、スムーズな動線の確保等、さまざまな視点からの検討が現在も続いています。
現在予定している建設計画では、順次2棟の校舎を建設します。
まず、正門前の位置に大きな開口部を持つ仮称「ゲート棟」(地上7階地下2階、延床面積約1万1000㎡、2014年着工、2016年竣工予定)、続いて現在の511教室の位置に仮称「南棟」(地上9階地下1階、延床面積約1万1000㎡、2016年着工、2018年竣工予定)が建設されます。各校舎は、竣工後ただちに、新しい教室や食堂、学生ホール等として利用を開始します。55・58年館の解体は、新校舎によって施設が確保されることを待って実施されます。
キャンパス整備計画の詳細やスケジュールについては、決定次第順次お知らせします。授業実施や学生生活への影響、安全性に十分配慮しながら工事を進める予定です。皆さんのご理解とご協力をお願いします。

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外濠側(正門付近)から見た「ゲート棟」(仮称)
外観イメージ図

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中庭側から見た外観イメージ図。
左から80年館、大内山庭園、「南棟」(仮称)、「ゲート棟」(仮称)

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市ケ谷キャンパス配置図