さいえんすかふぇ「えねるぎぃっ亭」十月営業 - 鉄道は超エコな乗り物である‐

2015年10月01日

さいえんすかふぇ「えねるぎぃっ亭」十月営業

さいえんすかふぇ「えねるぎぃっ亭」十月営業

‐鉄道は超エコな乗り物である‐

常任店長 えねるぎぃっ亭 南駄老

 えねるぎぃっ亭10月営業のお知らせです。
 安保法案が国会で強行採決されました。国民の大多数が反対または十分理解できていないと感じているにも関わらず強行採決です。自民党は国民の理解をこれから得られるようにするそうです。
 変ですね。国民すべてが自分なりに理解し、意見を持ったうえで物事を決定するのが民主主義じゃないでしょうか。先に決定があり、後で理解を得るというのは順番が逆でしょう。
 原発再稼働もありました。これも国民の大多数が首をかしげたままの再稼働です。
 安倍政権の強硬姿勢に対して、若者を中心に幅広く反対運動が起こりました。採決後もしっかりと反対運動を続けていくそうです。日本の民主主義をしっかりと根を張ったものにする手助けをしたというのが、ひょっとして後世が安倍政権に下す唯一の評価かもしれませんね。
 揺るぎない意見を言い続けるためには、基本に基づいたしっかりとした理解が必要です。原発問題の基となるエネルギー問題に関してもしかり。えねるぎぃっ亭は、そうした観点から、来客の皆様とエネルギーに関して、基本からの理解を広めるための活動をやってきました。
 エネルギーに対する理解が国民に欠けていることを、見事に表す事件も今年の夏起こりました。首都圏JR連続放火事件です。犯人が捕まったニュースは、安保法案国会の重いニュースで、都民の関心の度合いが薄かった感もあるようですが、犯人は何とも不思議な人物です。大量の電力を使うJRが憎かったとも言っているようです。これを皆さんどう思いましたか?
 「大量の電力を消費するJR」というのはとんでもない間違いです。もちろん乗り物はエネルギーを使います。乗り物が使うエネルギーを、運輸部門のエネルギーといいますが、運輸部門のエネルギーは大変大きく、日本でのエネルギー消費の23%になっています(最終エネルギー消費)。家庭では14%にすぎませんから、その大きさがわかるでしょう。そしてその運輸部門でのエネルギーのうち、電気は2%にすぎず、98%はガソリンなどの化石燃料なのです。また逆に日本全体(家庭や企業・工場を含む)での電力消費のうち、鉄道の電力消費は2%にしかなっていません。首都圏では皆が交通手段として電車を使っていますから、大量の電気を消費しているような錯覚に陥りますが、実際はそうではありません。犯人もとんだ誤解をしたものですが、でも犯人の誤解を認識できた人は、どれくらいいるでしょうか?
 これはとても大切なことなのです。鉄道を使いましょう、必要なところに導入しましょうというのは、持続社会建設に欠かせない。よく公共交通機関だからという説明がありますが、これは安易で間違った説明です。安易な説明は幼稚で馬鹿げた政治に押しつぶされていく。物事を基本から理解し、自分の考えにしていく、そのような心構えが必要であることが、今回の安倍政権の暴挙で明らかになったと思います。人任せではだめです。自分で考えましょう。ということで、今回は基本に戻って考えれば明らかな「鉄道は超エコである」という主題で考えていきます。日本の未来を自分自身で考えたいと思っている皆さんのご参加をお待ちします。
        

会場 

法政大学 市ヶ谷キャンパス
ボアソナードタワー9階サイエンスルーム

日時

 2015年10月10日(土)14:30~

主催・お問い合わせ 

法政大学自然科学センター

TEL:03-3264-4142
E-mail:koike@hosei.ac.jp

自然科学センターでは、様々な催しを企画しています。興味のある方はふるって参加してください。