さいえんすかふぇ「えねるぎぃっ亭」六月営業 エネルギー - そのイメージは流れなり‐

2015年05月18日

さいえんすかふぇ「えねるぎぃっ亭」六月営業

           さいえんすかふぇ「えねるぎぃっ亭」六月営業
               ‐エネルギーを流れでイメージしよう‐
               常任店長 えねるぎぃっ亭 南駄老

  えねるぎぃっ亭6月営業のお知らせです。
  今年は5月19日に大阪ウメキタで、最初のえねるぎぃっ亭を開かせていただきました。そのご報告を兼ねての営業になります。
  エネルギーを基本から考えようというのがえねるぎぃっ亭の立場ですが、その基本は単純に言えばエネルギー保存則とエントロピー増大則の二つとなります。でもこのような専門用語を並べても、一般の人には理解してくれないだろうと、エネルギーの基本的性質として、みっつの性質を基本として考えることを進めてきました。その中でエネルギーを、エネルギー源から発し、様々なエネルギーに形を変え、また移動し、最後に低温での熱エネルギーとなる。ちょうど高いところから湧き出る水が、低い海面へと流れるように。そのような流れと考えるのが、日本人にとって一番イメージしやすい、そう説明をするようになりました。エネルギー保存則とエントロピー増大則を合わせて、言い換えたものですが、イメージとしては、ずっとわかりやすくなると思っています。例えば温度差があれば、エネルギーは高温から低温に流れます。この流れの一部を電気エネルギーに変えるのが、火力発電です。
  さてそのように考えるとき、この世界はエネルギーの流れに満ち溢れています。そしてそのエネルギーの流れの源は、ほとんどが太陽なのです。太陽から流れ出て、エネルギーは地球を駆け巡り、そして最後は地球の表面温度を満たす熱エネルギーに変わり、それと比べて極低温としか言いようがない宇宙に流れ出していく。太陽からきて、宇宙に流れ行く、壮大なエネルギーの流れの中で、地上の森羅万象があり、そしてその中で人も生きています。地上のあらゆる現象にエネルギーが伴いますが、そのエネルギーは、太陽からの莫大な流れの一支流なのです。この自然エネルギーの流れの中で、豊かな生活を営む社会を築くことができる、それがえねるぎぃっ亭の主張です。
  今回のえねるぎぃっ亭では、エネルギーの流れをコントロールすることを、イメージトレーニングを含めて考えていきます。身近な例は衣服です。人は36℃強の体温を保つ必要があります。そして人が接する外気は通常それよりも低温です。そこで体内(高温)から外気(低温)へ、エネルギーの流れができます。寒いとき、人は厚着をして、エネルギーの流れをせき止めます。それによって大きな温度差から来る、大きなエネルギーの流れを抑え、体温を保持しているのです。逆に暑くなると薄着をして、エネルギーが流れやすくします。つまり人は衣服でエネルギーの流れをコントロールしているのです。
  同様に家でも同じことが工夫できます。広く言えばパッシブソーラーという考えですが、人工的な冷暖房で室内の温度を調整するよりも、太陽エネルギーの流れをうまくコントロールし、室内を快適にします。そのような家を、夏の暑い日に見学に行こうと思いますが、その前に今回はエネルギーの流れをコントロールするという、一般的な観点から話を進めます。エネルギーを流したほうが良い場合もあれば、流さないように工夫する場合もあり、エネルギーを流れと見たとき、様々なことが見えてきます。
  自然エネルギーの流れの中でうまく生きていく、これがえねるぎぃっ亭の目指す社会です。


会場 

 法政大学 市ヶ谷キャンパス
ボアソナードタワー9階サイエンスルーム

日時

 2015年6月6日(土)14:30~

主催・お問い合わせ 

 法政大学自然科学センター

TEL:03-3264-4142
E-mail:koike@hosei.ac.jp

自然科学センターでは、様々な催しを企画しています。興味のある方はふるって参加してください。