12月2日、学生スタッフ2人が楢葉町の「ならはみらい」（一般社団法人）事務局を訪れ、同法人のご案内で復興に関わる方々と交流、放射能に関する説明をうかがいながら、みるーる天神、Ｊヴィレッジ、漁業協同組合、ＪＲ竜田駅、宿泊施設などを見学しました。
今回、学生スタッフは多摩キャンパスエッグドーム食堂で被災地食材フェアを企画（12/12-14）しました。活動先の宮城・熊本メニューに加えて、福島支援をしている市ヶ谷「チームオレンジ」の提案で楢葉名物「マミーすいとん」を取り入れます。マミー・・・の食材提供・調理指導が「ならはみらい」さん。そこで、多摩のスタッフがフェア前に実際に現地を知ろう、と訪問が実現したものです。
当日は、あいにく雨模様でしたが、雄大な太平洋、清流木戸川、ゆず里山…。そして、創意工夫に満ちた復興に取り組む町民の方々との出会い。学生たちは、豊かな楢葉の魅力を感じて東京に戻りました。
同町は、2011年大震災の福島第一原子力発電所の事故により、全町避難となりました。15年9月に避難指示が解除されましたが、現在人口は約800人。震災前の約1割相当です。全国から学生、高校生などがスタディツアーなどで町民との交流を重ねています。
