実施報告(2019年度以前)

【多摩】大正・昭和詩人「八木重吉の心」を学生3団体が熱演!町田市民文学館開館10周年記念「八木重吉メモリアルコンサート」を開催しました(11/3)

  • 2016年11月08日
実施報告(2019年度以前)

11/3(木・祝)、多摩ボランティアセンターでは、町田市生涯学習センターホールで「八木重吉メモリアルコンサート」を開きました。同市民文学館ことばランドにて開催中の「八木重吉-さいわいの詩人(うたびと)-展」(10/22~12/25)の関連イベントとして企画したものです。会場には市民、文学ファン約60名が来場され、全員が八木重吉の詩の世界を深く感じられたひと時を過ごしました。

キャンパス近くの八木家と交流を重ねてきた学生スタッフが、日頃連携している学生団体と協働で企画進行し、文学館関係者・市民有志との打ち合わせを重ね、無事開催へと至ったものです。

発表1「ピアノで奏でる詩の世界」では、クローバー保育園、ヴィラ町田でもピアノ演奏を披露した古溝菜々子さん(経済学部3年)、河野栞さん(社会学部3年)が見事な連弾で八木重吉の詩をモチーフにした曲を披露しました。

発表2「八木重吉の詩を身体表現すると…」では、<身体文化について考える/体験する>をテーマに活動する越部清美准教授のゼミ生たちが、身体を使って八木重吉の詩の世界を表現しました。

発表3「八木重吉展に寄せる吹奏楽」では、本学吹奏楽サークルVoice Of Winds29名が、この日のために吹奏楽アレンジを施した八木重吉の曲を披露。加えて「オーメンズ・オブ・ラブ」「宝島」を演奏し、場を盛り上げました。

「ピアノで奏でる詩の世界」のバックに流した相原町のプロモーションビデオ「相原百景」もご好評いただきました。また、来場してくださった方々には、学生スタッフが考案・製作した八木重吉展オリジナルグッズを、コンサートの記念品としてプレゼントしました。コンサート終了後は、来場者の方々から温かい拍手が送られました。


ご協力いただいた町田市民文学館ことばらんど・町田市生涯学習センター・市民有志のみなさま、ご高覧いただいたみなさま、誠にありがとうございました。

【参加学生感想】

「コンサートの司会進行という、貴重な体験をさせていただきました。リハーサルから本番まで、皆さんの八木重吉の詩への強い思いを感じることができました。」(社会学部 1年 中島美希)

「今回は、このような機会を頂き、ありがとうございます。久しぶりの舞台での演奏、とても楽しかったです。自分の好きなことで、多くの人に喜んで頂けて嬉しい気持ちでいっぱいです。またこのような機会がありましたら是非、参加させて頂きたいです。」(社会学部 3年 古溝菜々子)

「今回は合唱曲を吹奏楽用に編曲し直しましたが、各楽器のバランスや歌詞の世界観を生かす事を考えながら作るのは難しく、苦労しました。しかし、当日は温かい拍手をいただき本当に良かったです。貴重な機会をありがとうございました。」(社会学部 2年 横田朱海)

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