実施報告(2019年度以前)

【全キャンパス】富士山外来植物駆除ボランティアを実施しました(5/15)

  • 2016年05月31日
実施報告(2019年度以前)

5月15日(日)、ボランティアセンターでは「NPO法人・富士山クラブ」のご指導のもと、『富士山外来植物駆除ボランティア』を実施しました。

この「外来植物駆除」の活動は今年で4度目の実施となり、40名の学生が参加しました。40名の内9名が留学生であり、初めて訪れた富士山で、日本人学生と共にボランティアを行いました。
バスの中では、一人で参加の学生も楽しく活動できるようにと、ボランティアセンター学生スタッフ(VSP)が企画したレクを行い、大変盛り上がりました。
現地ではまず、雄大な富士山の姿を間近に望むことのできる、NPO法人・富士山クラブの本部「もりの学校」にて、富士山クラブスタッフによるオリエンテーションを受け、富士山をとりまく環境問題や、外来特定生物の種類・駆除活動の意義などについて学びました。その後、バスで西湖のほとりへ移動し、「オオキンケイギク」などの外来種駆除活動を行いました。石や他の植物も目立つ現場で駆除活動にも苦労しましたが、慣れ始めると皆楽しくなってきたようで、「もっとやりたかった」との声も聞かれました。心地よい気候の中での約2時間の活動し、約193㎏の外来種を駆除することができました。
活動後は再び「もりの学校」に戻り、各班にわかれ、情報共有、振り返りを行い、外来種駆除を広めるアイディアを発表するなど、充実した活動となりました。
今後も法政大学ボランティアセンターでは富士山の外来種駆除・清掃活動を継続的に行っていきます。

以下は、参加した学生の感想です。

○日本は綺麗なイメージだったけど、ゴミが多かったことに驚いた。
ボランティア活動をしたのが今回初めてで、中国ではないいい経験だった。日本の有名な観光地である富士山の近くに来ることが出来て大満足であった。

○昨年度の外来種駆除にも参加しましたが、改めて外来種駆除の大変さを感じました。また私が一番思ったことは、勉強会でかつての富士山はトイレの排水をそのまま流して汚たなかったけれど、人々の力でトイレを新しく開発したり、清掃活動が盛んになったりして、今の世界遺産としての富士山があるということです。自然を美しく保つのはこんなにも難しく、また人々の手を加えないと改善しない部分が多くあるということを強く感じました。

○今回初めてボランティア企画に参加したが、自分は一人で応募したので、最初は少し不安もあった。
しかしすぐに多くの人と意見交換なども出来たので、とても貴重な経験であった。国籍、学部、学年を
問わず交流を出来る機会がほとんどなかったので、今回参加できて本当によかった。

                             

             

 

富士山に生息する外来種について説明を受ける

 

昼食の様子

 

外来種駆除の様子1

 

外来種駆除の様子2

 

外来種駆除の様子3

 

振り返りの様子

 

留学生による各班の発表の様子

 

集合写真