トピックス(2019年度以前)

スポーツと健康科学の学びの場へようこそ-合格されたみなさんへ-

  • 2019年02月12日
トピックス(2019年度以前)
学部長

入学おめでとうございます。入学生の皆様は、これからの4年間どのような大学生活をおくるつもりですか。この新たな門出のタイミングで、スポーツ健康学部の教員を代表しメッセージを送ります。

日本は資源がなく災害のおおい小さな島国で、この小国が国民総生産世界第3位を維持しています。これは、高品質で高機能なものを作ったり、緻密で正確な仕組みを制定したり、安全で完成度の高い作物を改良したりするなどの日本人のもつ高い能力が、世界中から注目され評価されているためだと思います。ここで大事なのは、新たなものを創り出したり、あるいは、より良いものを考え出す創造性の能力をもつことです。ほかの人が考えたものをコピーするものまねだけでは、忽ちのうち世界経済から落ちこぼれてしまうでしょう。

こうした創造性の能力は、どの分野でも共通に必要とされています。この能力を養うには、あふれる情報から必要なものだけを収集し、整理し、問題点を見つけ出し、問題点を解決していく過程の教育を受けなければ身につきません。これはどの分野の学問でもよく、自分に合った分野の学問を選択するとよいでしょう。スポーツ健康学部は、スポーツと健康について考える学びの場ですので、このようなことに興味を持つ学生や教員が集まっています。この学部では、主に次のようなことについて探求していきます。

スポーツ健康学部

我々は、筋肉だけでなく心臓や肺などの臓器、さらには細胞に至るまで、常に止まることなく動き続けています。絶えず動きながらその生命活動を維持しています。その動きが、不十分であると様々な弊害が引き起こされます。近年、年齢を問わず、運動量が不足して、様々な問題がクローズアップされています。健康を維持するには、適度に身体運動を維持しなければいけません。

どうして動かないと様々な弊害がでるのか?どうして運動不足な人がいるのか?人に運動させるにどう指導すればよいのか?不足しているのは、柔軟性、筋力、持久力それとも?スポーツで生計を立てるにはどうすればよいのか?パフォーマンスを高めるにはどうすればよいのか?等々。こうしたスポーツと健康の問題を考えていくのがスポーツ健康学部です。

スポーツ健康科学部では、「ヘルスデザイン」「スポーツコーチング」「スポーツビジネス」の3コースが用意されています。一緒に、スポーツと健康について勉強して、新たなる事実を発見し、社会に貢献してみましょう。

 

 

スポーツ健康学部長 安藤正志