環境応用化学科

授業紹介

環境応用化学科

主な授業紹介

化学熱力学I・II

物質の相変化、化学反応にともなうエネルギー変化や熱収支などをマクロな視点から取り扱う学問であり、環境応用化学科の多くの専門科目の基礎となる化学熱力学の原理および応用例について学ぶ。

グリーンケミストリ

グリーンケミストリは環境問題を解決し、化学物質による汚染を防ぎ、環境にやさしいものづくりを目指すための化学である。本講義ではエネルギー変換、化学合成、大気環境のそれぞれの立場から、グリーンケミストリの基礎について概説する。

基礎応用化学実験・応用化学実験IA-IIB

1週ごとに各教員の研究室を回り、有機化学、無機化学、物理化学、環境化学、共生化学工学分野の講義に関連した基礎実験、討論およびレポート作成を行い、応用化学に関する基礎知識を深める。

錯体化学

金属イオンと有機化合物とから生じる有機金属錯体は、金属イオンの特異な配位機能を利用することにより、有機合成触媒・有機不斉合成触媒の分野や医薬品分野に広く用いられている。本講義では、金属錯体の基礎的な知識を解説する。

物質機能化学

物質の持つ様々な機能がどのようなメカニズムで発現するかについて、物質を構成する原子・分子・電子の状態およびエネルギーとの観点から講義を行う。

物質循環化学

私たちの周りの環境を広域的また連鎖的にとらえ、人間活動の活性化に伴って生ずる物質の動きを大気循環、水文循環、海洋循環等、物質循環の観点から化学的に捉えた講義を行う。

バイオマテリアル

人工臓器や再生医療などの先端医療分野における重要な要素であるバイオマテリアルの材料化学的諸問題について学ぶとともに、目的の機能に応じた物質設計のための知識を身につける。