人間環境セミナー

セメスター(学期)ごとにテーマを設定し、企業、自治体、NPO、研究機関、文化活動団体など現場の第一線で活躍する専門家の方々を招いて、オムニバス形式で講演をしてもらうセミナーです。最新の情報や豊富な経験にもとづく講義により、今何が問題とされ解決のためにどのような取組みが行われているかを、新鮮に学ぶことができます。質疑応答のコーナーも設けられ、「社会との交流」の窓口の役割を果たしています。

これまでに取り上げた主なテーマ

  人間環境セミナー実施報告
 アフリカの環境保全と開発ー人間学地域研究の視点から 地域づくりにおけるNPOとキーパーソン
 地球環境問題への対応:企業と社会の活動 国家安全保障とは何か
 環境科学・環境科学の最前線 人間環境のキャリア&ライフデザイン
 環境国際協力 離島講座
 科学技術と社会 人と自然の出会う場所-「公園」の活用と課題-
 自然環境と諸問題 環境と経済・経営
 環境と国際関係・国際問題 深海底から宇宙、そしてサイバーへ
 江戸庶民の娯楽 サステイナブルなくらしと生活共同組合
 地域社会と自然環境・農業を考える 地域づくりの新潮流 -実践の現場から考える-
現代社会と健康文化・芸術の現場

 

2018年度春学期人間環境セミナー 『「持続可能な開発目標(SDGs)」と私たち―2030年を自分事化する―』

・開講日・時限:春学期 土曜日・3時限
・教 室:S205教室
・担当者:担当:渡邊誠、小島聡、武貞稔彦

【授業の概要と目的(何を学ぶか)】
2030年までの国際目標である「持続可能な開発目標(SDGs: Sustainable Development Goals)」(以下SDGs)について、多様な分野で実現に向け取り組んでいる専門家の講義を本セミナーでは受ける。それらを通じ、SDGsについての理解を深めると同時に、各人が自身の関心分野を切り口に、将来の持続可能な社会の構想実現に寄与するための足がかりを得る。

【授業の進め方と方法】
本セミナーでは、SDGsに関わって実際の現場で活躍されている講師を招き、具体的な活動や努力、体験などの話を聴講する。各講師の知見やさまざまな経験に触れることによって、受講者のSDGsや現代社会における課題に対する意識や理解が深まることが期待される。

【授業計画】※外部講師の都合で講師・内容・順序が変わることがあります。

日付タイトル講師
 14月7日〔開始に当たって〕「本セミナーの趣旨、内容、運営、単位等について」

「現在の社会構造とSDGsⅠ 日本の公益概念とNPOについて」

人間環境学部教員

新田英理子
(一般社団法人SDGs市民社会ネットワーク 地域連携アドバイザー)

 24月14日「現在の社会構造とSDGsⅡ 共同概念とSDGsについて」

中野 理
(日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会・理事/海外連携推進部長 JC総研・協同組合研究部)

 34月22日「SDGsが達成された社会―5P(People)貧困課題とSDGs―」

岩附 由香
(認定特定非営利活動法人ACE 代表理事)

 44月28日 「SDGsが達成された社会―5P(People)LGBT課題とSDGs―」 松中 権
(認定特定非営利活動法人グッド・エイジング・エールズ 代表)
 55月12日 「SDGsが達成された社会―5P(Planet)LGBT課題とSDGs―」 菅波 完(認定特定非営利活動法人高木仁三郎市民科学基金 事務局長)
 65月19日 「SDGsが達成された社会―5P(Planet)エコロジカルフットプリントとSDGs―」 山岸 尚之
(公益財団法人WWFジャパン 気候変動・エネルギーグループ長)
 75月26日 「SDGsが達成された社会―5P(Prosperity)障害者と働きがいとSDGs―」 富永 美保
(特定非営利活動法人サロンしんせい 事務局長)
 86月2日 「SDGsが達成された社会―5P(Prosperity)民間企業の社会的責任とSDGs―」 黒田 かをり
(一般財団法人CSOネットワーク理事・事務局長/一般社団法人SDGs市民社会ネットワーク代表理事)
 96月9日 「SDGsが達成された社会―5P(Peace)人権問題とSDGs―」 若林 秀樹
(認定特定非営利活動法人国際協力NGOセンター(JANIC) 事務局長)
 106月16日 「SDGsが達成された社会―5P(Peace)市民社会(ソーシャルイノベーション)とSDGs―」 今田 克司
(認定特定非営利活動法人日本NPOセンター 常務理事/一般社団法人SDGs市民社会ネットワーク業務執行理事)
 116月23日 「SDGsが達成された社会―5P(Partnership)協働とSDGs―」 星野 智子
(一般社団法人環境パートナーシップ会議 副代表理事)
 126月30日 「SDGsが達成された社会―5P(Partnership)エシカル消費とSDGs―」 古谷 由起子
(一般社団法人サスティナビリティ消費者会議 代表)
 137月7日 ソーシャルアクションと協働 (ワールドカフェ形式による討論会)新田英理子
(一般社団法人SDGs市民社会ネットワーク 地域連携アドバイザー)
 147月14日 全体のまとめ および 筆記試験実施(これまでの講義内容等から出題) 人間環境学部教員

 

2018年度秋学期 人間環境セミナー『野鳥を通して考える人と社会の未来』

・開講日・時限:秋学期 水曜・6限
・教 室:S205教室
・担当者:高田雅之、西城戸誠

 【授業の概要と目的(何を学ぶか)】
本講義は、地域の自然環境を最も実感しやすい物差し生物である“野鳥”をテーマとし、野鳥と人間活動や地域社会との共生と軋轢に関わる様々な様相を知り、自然と人・社会の望ましい関係について学びます。講師には公益財団法人日本野鳥の会等の専門家をお招きします。

【到達目標】
以下の3点を目標とします。

①野鳥を取り巻く様々な問題や取り組みに関して知識を得、その要点を理解する。

②事例等を通して多角的な視点から自然と人・社会の関係を捉える。

③自然と人・社会との持続的な共生に向けて、今後の望ましい在り方について考えを深める。

【授業計画】※外部講師の都合で講師・内容・順序が変わることがあります。

 回日付 タイトル講師
 1

9月26日

「ガイダンス」セミナーのねらいと進め方、各テーマの説明、日本野鳥の会や日本の野鳥の概要など本セミナー受講に当たっての基本的なこと人間環境学部教員
 210月3日

「野鳥観察から始まる環境保護」
日本野鳥の会の歴史、野鳥観察の楽しみ、野鳥の視点から地域の環境について考える

安西英明
 310月10日

「なぜ野鳥が密猟されるのか」
密猟の背景、密猟との戦いの歴史、密猟撲滅の取り組み、日本以外の実態など

大畑孝二
 410月17日 「地域に根差したバードサンクチュアリ(野鳥の聖域)作り」
日本野鳥の会による日本初のサンクチュアリづくりから今日まで、環境学習の取り組み、地域の文化・社会との関わりなど
大畑孝二
 5 10月24日 「ツルと人間との共生」
北海道でのタンチョウ保護活動、九州・四国に飛来するマナヅル、ナベヅルの生態とその保全など
伊藤加奈
 6 11月7日 「コウノトリを育む地域社会」
兵庫県豊岡市におけるコウノトリを核とした地域づくりの取り組みとその課題など
野口真麿子
 7 11月14日 「人の英知で希少種の絶滅回避に挑む」
北海道のシマフクロウ、伊豆諸島のカンムリウミスズメとアカコッコなど、なぜ絶滅に瀕しどう保全するのか
田尻浩伸
 8 11月21日 「渡り鳥を守る国際的な取り組み」
水鳥と草原性の鳥をめぐる課題と取り組み、ラムサール条約・渡り鳥条約・フライウェイ等の国際的な取り組みなど
大畑孝二
 9 11月28日 「里山とオオタカ・サシバ」
里山の自然、オオタカの減少と回復、地域とオオタカとの共生など
遠藤孝一
 10 12月5日 「放射線による野鳥への影響」
原子力発電所の事故と鳥類・自然環境・地域社会への影響について
山本裕 
 11 12月12日 「野鳥から見た自然再生エネルギー」
風力発電による野鳥への影響と取り組み、メガソーラー事業と野鳥、自然再生エネルギーの今後など
浦達也
 12 12月19日 「鳥インフルエンザと野鳥保護」
鳥インフルエンザとは何か、野鳥との関わり、私たちはどう対処すべきかなど
金井裕
 13 1月9日 「野鳥を守る仕組み」
鳥獣保護管理法・種の保存法・生物多様性基本法・環境アセスメントなどの日本における野鳥と関わる法制度の仕組みなど
葉山政治 
 14 1月16日 試験 各回の講師が示したポイント等について筆記試験を実施人間環境学部教員 

 

2018年度秋学期 人間環境セミナー『グローバル人材の就職』

・開講日・時限:秋学期 土曜・3限
・教 室:S205教室
・担当者:長峰登記夫、長谷川直哉

 【授業の概要と目的(何を学ぶか)】
社会一般においてグローバル化がいわれ、大学生の就職においても英語重視がいわれ、話題となっている。そうしたなか、学生の就職の局面ではグローバル人材ということばも広く使われるようになった。本講では、グローバル人材とは何か、彼らの就職実態はどうなのか、それは他の学生の就職にどのような影響を与えるのか等について、企業の人事担当者や人材サービス企業の担当者の方々等、現場で活躍されている方々の話しを聞いて、その実態を知ることを目的にしている。 

【到達目標】
企業の採用活動、学生の就職活動において、売り手市場といわれ、学生の就職の好調がいわれるなかでも、一部の企業への就職の難しさはいつの時代も変わらない。グローバル人材の採用が取り上げられるのもこれら一部の企業を中心として広がりつつある。ネット情報などに惑わされることなく、実態を把握して、グローバル人材の就職実態について正しく理解し、学生が就職活動に臨めるようになることを具体的な目標にする。

 ※「グローバル人材の就職」の詳細な日程については決まり次第お知らせいたします。