コース制

自分で作る学習計画

コース

自身の学習の「軸」を定めるガイドとなるのが「コース制」です。2年次に5つのコースからひとつを選択し、コース共通科目とコースコア科目を履修していきます。
学際的教養と高度な問題解決能力を養う広く深い学びの中で、「自分はこのコースにおいて、このようなテーマないし課題を探求して学生生活を送っていく」という方向性を明確にするための制度です。各コースとも定員はなく、登録にあたっての選抜試験も行ってい ません。各自の自由な意思に基づいていずれかのコースを選択し、学びの道筋を固めていきます。

サステイナブル経済・経営(エコ経済経営)コース

 経済活動と環境保全が調和するグリーンエコノミーの担い手がもとめられる時代です。そこでこのコースでは、持続可能な市場経済に貢献する人材を育成します。経済理論、企業経営の理論と歴史、現代社会における企業の役割について基礎知識を身につけ、その上で、環境配慮型の市場経済と経済政策、先進的な企業の環境経営とCSR(企業の社会的責任)に関する動向に触れながら、企業やその他の事業主体が社会的責任を果たしていくためのマネジメントやビジネスモデル、さらにグリーンエコノミーを支える生活者の消費行動やライフスタイルなどについて探究します。


ローカル・サステイナビリティ(地域環境共生)コース

 ローカルなフィールド体験をベースに、持続可能な地域社会に貢献する実践的な知と構想力を有する人材を育成するコースです。現代のローカル・サステイナビリティに関するテーマは、廃棄物や公害、自然保護などの環境問題だけではなく、エネルギー、交通、都市計画、農林水産業、福祉など、都市と農山村の地域づくり全般に及び、またローカルな問題とグローバルな問題の関わりも重要です。そこでこのコースでは、これらのテーマについて最新のケースとともに学際的に探究し、さらに市民・自治体・NPO・企業など多様な主体の役割と協働について学び、将来の「グローカル人材」としての自分を展望します。


グローバル・サステイナビリティ(国際環境協力)コース

 幅広い教養と広い視野を備え、国境を越えた思考で地球規模の持続可能な発展に貢献する「グローバル人材」を育成するコースです。国際社会の動向について基本的な知識を身につけながら、学際的な学びとグローバル体験を通して、気候変動(地球温暖化)や生物多様性、平和、貧困と開発など、グローバル・サステイナビリティに関わる多様なテーマについて探究します。また、地球社会の行方を左右する新興国や途上国の発展と国際協力、先進国日本の役割、さらに政府・NGOなどの市民社会・企業のパートナーシップのありかたについて学び、将来、自らが「グローバル人材」として活躍する場について考えます。


人間文化(環境文化創造)コース

 人類が持続可能な社会に向かうためには、様々な針路と実践を模索し選択していかなければなりませんが、その根幹は、数字では表すことができない価値観、幸福感や死生観といった「人間の意思」です。そこでこのコースでは、「持続可能でグローカルな共創社会」に貢献する「市民」にふさわしい知性と感性を備えた人材を育成します。思想・哲学、歴史学、文学・芸術、民俗学、人類学など人文科学をベースにして人間の軌跡と生きる意味を見つめ直し、さらに学際的な学びを通して、将来の人間や文化(衣食住、技術、学問、芸術、道徳、宗教、政治などの生活形成の様式と内容の総体)の行方について探究します。


環境サイエンスコース

 サイエンス・マインドを持って持続可能な社会に貢献できる文系の人材を育成するコースです。環境問題の解決のためには、自然環境、災害などの解明や人類に影響を与える科学技術を開発する役割を担う自然科学の専門家、さらに市民をはじめとする利害関係者と対話しながら、多様な利害を調整し、対策について総合的な判断やコンサルティングができる人材が必要です。そこでこのコースでは、社会科学や人文科学とともに、自然-人間―社会のつながりに関する生態学的な思考など、自然科学の基礎教養を通してサイエンス・マインドを身につけ、科学・科学技術と経済・社会・政策の関係性についても探究します。