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城下町まちづくりへの実地参加を通じた、地方都市活性化リーダーの育成

申請教員 テーマ
城下町まちづくりへの実地参加を通じた、地方都市活性化リーダーの育成

1.目標

地方都市中心市街地の衰退は深刻なものがある一方、総人口の1/2が暮らす大都市圏にいると、その実感はない。地方都市中心市街地活性化のための特効薬はなく、意識の高い人材を一人でも多く育て、実地で活動するよう図ることが実効的である。
 当ゼミによる今回の活動は、このような問題意識に基づき、都市整備の専門家となるべき当学科の学生に市民まちづくり活動として、山形県鶴岡市のNPO法人城下町トラストの実地体験をさせることで、地域リーダーの卵を育成することを目標とする。

2.内容・計画

  1. 当活動の狙いと実効性
    指導教員(高見)は、鶴岡のまちづくりについて、市の各種計画づくり並びに地元団体の諸活動の支援などを20年にわたり続けてきている。当ゼミは都市デザインを単に形ではなく、市民のまちづくり活動を含むハード・ソフト総体のものと指導している。現在、まちの身近な魅力を高め地域の底力を上げていくことが急務であり、地域リーダーとなるには、市民まちづくりの方法や活動などを肌で感じないとならない。前期NPO法人の活動に関しては、これまでも係わったことがあり、主要メンバーとは懇意にしている。当活動はこのように、受入れ先と活動内容が明確なものであり、目標に向けた  活動の実効性が高いものと言える。
    また、鶴岡市中心に立地する東北公益文科大学大学院でまちづくり活動を展開している高谷ゼミとも交流をはかる予定である。
  2. 活動内容
    当ゼミでは、毎週開講しているゼミにおいて、まちづくり全般を学んでおり、市民まちづくりの活動なども主な柱としている。当活動の主イベントは9月初旬に鶴岡に出向き、活動に参加することであるが、それまでの4カ月余り、毎週ゼミの場において、地域リーダーに関する意義などを学ぶ。また、法政大学―日野市連携事業の場を活用して、地域まちづくり活動との交流を図る予定もある。活動予定を要約すると以下となる。
    • 5月~8月の毎週:ゼミにおけるまちづくり活動の学習
    • 9月初旬:山形県鶴岡市において地元NPOのまちづくり活動に参加
    • 9~10月:活動報告まとめ

3.成果報告方法

当活動の成果は、年次報告書としてとりまとめる他、都市デザインの全国組織である都市環境デザイン会議の発表会(2011年7月)において発表する予定である。

4.達成指標

全参加者のまちづくり意識が高まり、専門家としてのスキルが上がることは、言うまでもないことである。目標は、当活動に参加したゼミ生から地域リーダーを育てることであり、この活動を通じて少なくとも1名以上が、あらたにまちづくり団体の会員となることを達成目標(アウトカム)と設定する。