在学生の方へ(2019年度以前)

FICオープンセミナー「専任教員による研究発表会」の開催について(12/10)

  • 2019年11月26日
在学生の方へ(2019年度以前)
 【12月10日更新】発表者の都合により、内容を一部変更し、以下の通り開催します。

 

FICオープンセミナー「専任教員による研究発表会」を開催します。
本企画では、教員・大学院生・学部生の学術的交流を図ることを目的とし、国際文化学部の専任教員2名が、下記のとおり研究発表を行います。

1 日時   2019年12月10日(火) 15時20分~16時20分
2 場所   ボアソナードタワー3階 マルチメディアスタジオ(0300教室)
3 参加対象 国際文化情報学会に所属する教員、学生(大学院生・学部生)
4 発表内容(質疑応答を含む)

 

和泉 順子  准教授

 

「エストニアの電子政府とeID、およびそれらが展開する社会生活の紹介」

 エストニアは、1991年にソ連からの再独立を機に情報システムに基づく電子政府と各種公的あるいは民間サービスを展開し、現在では世界最先端の電子政府、電子投票、あるいは国策としてのスタートアップ起業支援などで注目を集めている。
 また、大国の脅威対策としての側面もあるe-Residencyや技術を活かすための法改正など環境変化を厭わず、さらに再独立直後から将来世代への投資として教育に多大な資源を投じてきた効果や少子化対策も結果を出し始めている。規模や歴史的経緯から日本とは決定的な違いがあることを考察した上で、在外研究として学ぶべきところは多く魅力的な国であったことを紹介する。