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FICオープンセミナー「『ショコラ ~君がいて、僕がいる~』試写会とトーク」開催について

2017年01月10日

shokola.jp

(C) 2016 Gaumont / Mandarin Cinema / Korokoro / M6 Films

 映画『ショコラ ~君がいて、僕がいる~』(ロシュディ・ゼム監督)は、ショコラという芸名で道化師(クラウン)となり、
ベル・エポック期のフランスで一世を風靡した黒人芸人ラファエルと、その相棒でイギリス出身の白人芸人フティット
の物語である。ショコラとフティットの物語はその後長い間忘れられていたに等しかったが、移民史研究 の専門家
であるジェラール・ノワリエルが、今世紀に入ってショコラの伝記を出版するとともに、この伝記にもとづく舞台作品が
公演され、映画にもなったことで、再び脚光を浴びはじめた。
 今回のFICオープンセミナーは、配給会社の特別のご厚意により、2017年1月21日にシネスイッチ銀座にて
劇場公開予定の映画『ショコラ ~君がいて、僕がいる~』の試写会を、学生だけでなく一般の方々にも広く
開かれた形で実施するものである。芸人として売れると金遣いが荒くなったり、決して人間的に完璧とはいえない
ラファエル=「ショコラ」が、人種偏見とぶつかりながら歩んでいく道のりを、黒人として初めて『最強のふたり』で
セザール賞を受賞した俳優オマール・シーが渾身の力で演じている。フティット役は、チャップリンの実のお孫さんで
パフォーマンスに定評のあるジェームス・ティエレ。はまり役の二人が演じたこの作品は、個性がぶつかりあう人間
ドラマとしてもじゅうぶんに見ごたえがあるが、映画の公開に合わせて1月6日に出版される伝記『ショコラ―歴史
から消し去られたある黒人芸人の数奇な生涯
』(G・ノワリエル著、舘葉月訳、集英社インターナショナル)と併せて
鑑賞するならば、映画では演出上やや単純化されている歴史背景のなかでのラファエル=「ショコラ」の実像が、
より深く理解できるだろう。
 試写会に続くトークでは、伝記『ショコラ』の邦訳者である舘葉月氏(日本学術振興会海外特別研究員・ジュネーヴ大学)、
チヌア・アチェベヴィジャイ・プラシャド の邦訳者でもある本学部教員、粟飯原文子氏の参加を得て、約100年前のふたり
の芸人の物語から、いま何を語ることができるか、試写から自由にインスパイアされたかたちでの討論をおこないたい。
学生や一般の方々の討論への参加もお待ちしています。

日時2017年1月18日(水)開場15:00 開演15:30
場所法政大学 市ヶ谷キャンパス ボアソナードタワー3階0300教室
※市ヶ谷キャンパスへの交通アクセスはこちら 、キャンパスマップはこちら をご覧下さい。
主催法政大学国際文化学部
配給東北新社 STAR CHANNEL MOVIES
協力集英社インターナショナル、法政大学出版局
トーク舘葉月(日本学術振興会海外特別研究員・ジュネーヴ大学)、
粟飯原文子(法政大学国際文化学部教員)、大中一彌(同)
費用無料(事前登録不要、法政大学関係者に限らずご参加いただけます)
問い合わせ先法政大学国際文化学部(e-mail :jkokusai(at)hosei.ac.jp)までお問い合わせください。
※(at)は@に置き換えてください。