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スピーチや討論自治体での調査などアクティブな学びを重視(法学部政治学科・国際政治学科 宮﨑伸光教授ゼミ)

2012年10月30日

討論とフィールドワークで未来を拓く視点を養う

後列左から、髙橋尚史さん(政治学科3年)、及川真未さん(国際政治学科3年)、豊島祐太さん(政治学科3年)、小西奈乃さん(政治学科3年)、藤田圭佑さん(政治学科3年)。前列左から、大窪小波さん(国際政治学科3年)、宮﨑伸光教授、安達里奈さん(政治学科3年)

後列左から、髙橋尚史さん(政治学科3年)、及川真未さん(国際政治学科3年)、豊島祐太さん(政治学科3年)、小西奈乃さん(政治学科3年)、藤田圭佑さん(政治学科3年)。前列左から、大窪小波さん(国際政治学科3年)、宮﨑伸光教授、安達里奈さん(政治学科3年)

自治体論を考究する宮﨑ゼミは、学生が意見を述べる機会が多い点が特長の一つです。及川真未さんは同ゼミを選んだ理由を「複数のグループを作り、一つの課題に対してさまざまな意見を述べ合うスタイルに興味を持ちました」と語ります。

学生が気になっている最近の社会問題について要約し、意見を述べる「120秒スピーチ」は、その一例です。報告者のスピーチに対して一人の討論者が自分の意見を述べ、このやりとりに対してさらに4~5人の学生がコメントします。こうした一連の流れを体験することで、自分の意見を人に伝える話し方や相手の意見を聞き入れる姿勢も学べます。豊島祐太さんは「宮﨑先生は話の内容はもとより言葉の遣い方までチェックしてくれるので、社会常識も身に付きました」と話します。

宮﨑ゼミのもう一つの特長は、自治体を訪問して住民や公務員などに話を聞くフィールドワークです。近年では、北海道の夕張市を継続して訪ねています。これまでに現地を2回訪れた髙橋尚史さんは「夕張市は炭鉱や夕張メロンなどの産業で賑わっていましたが、2007年に『財政破綻』しました。私は“自治体が破綻するとはどういうことなのか”疑問を抱いていたので、実態を直視することは大変貴重な体験でした」と振り返ります。

大窪小波さんも「夕張市のある地区では全体の14%の住宅にしか内風呂がありませんでした。私は“住民は相当不満を感じているのではないか”と思っていました。しかし、実際会って話を聞くと、多くの住民が不自由さを感じていないことに驚きました」と語り、生の声を聞くことの大切さを実感したそうです。

夕張市でのフィールドワークに先立ち、ゼミでは日本の公営住宅に関する問題について全員で調べて報告しました。小西奈乃さんが「私は公営住宅の住民の高齢化の状況と対策について夕張市以外についても幅広く調べ、分かりやすく報告する工夫もいろいろ考えました」と話せば、安達里奈さんも「私は幅広く学ぶことを通じて、自ら調べて報告する力、人の話を聞く力が身に付きました。こうした能力はどの分野に進んでもきっと役に立つと確信しています」と学習成果を話します。

最後に、ゼミ長を務める藤田圭佑さんは、将来についての抱負を力強く語ります。「私は旅行業界への就職を希望しています。合宿の準備やフィールドワークの受け入れ先といった事前交渉などで身に付けた力を、旅行プランの企画や運営に発揮していきたいと思います」。

ゼミ生たちは宮﨑ゼミでのアクティブな活動経験を生かし、日々成長しています。

若洲公園で恒例のバーベキュー大会を開き親睦を深める

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ゼミの先輩でもある鈴木直道夕張市長に話を伺う

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冬の夕張市でアンケート調査を実施

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調べてきた内容を報告し、お互いに意見交換しながらゼミを進行

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