HOME > 法政を知る・楽しむ > ゼミ・研究室紹介 > 現代福祉学部福祉コミュニティ学科 石井享子教授ゼミ


生きる喜びを感じられる社会へ 自らと社会の在り方を考察(現代福祉学部福祉コミュニティ学科 石井享子教授ゼミ)

2014年07月17日

文献講読からボランティア、ゲスト講義まで、多彩に活動

写真左から、上田詩織さん(全体兼4年ゼミ長)、玉木愛さん(3年副ゼミ長)、石井享子教授、小松真子さん(2年ゼミ長)、遠大媛莉奈さん(3年ゼミ長)、石田健太郎さん(2年副ゼミ長)※ 全員、現代福祉学部福祉コミュニティ学科

写真左から、上田詩織さん(全体兼4年ゼミ長)、玉木愛さん(3年副ゼミ長)、石井享子教授、小松真子さん(2年ゼミ長)、遠大媛莉奈さん(3年ゼミ長)、石田健太郎さん(2年副ゼミ長)※ 全員、現代福祉学部福祉コミュニティ学科

社会福祉問題について幅広く考察している石井ゼミ。その問題構造全体を学びたいと入ゼミした2年生の石田さんは、「今後はますます少子高齢化が進み、どんな職業に就いても誰もが避けて通れない課題になる。石井ゼミこそ、その時のための学びができるゼミだと感じています」と、入って1カ月余りながら、早くも手応えを感じています。

ゼミでは文献講読、ディベート、課外活動、ゲストスピーカーによる特別講義など、さまざまな取り組みを実施。特にゼミ生が力を入れ、基礎力から応用力までを養成する学びとなっているのが、2、3年次の春学期と秋学期に各1回担当発表する文献講読です。

2つの文献を取り上げ、自らの設定課題に対するストロングポイントとウィークポイントを考察する比較研究を手法に採用。入学前から福祉問題に関心があり、既に就職予定先の高齢者福祉施設で実務を積む上田さんは、「福祉問題が論じられる場合、多くが医療費の増加や家族の介護負担などマイナス面が取り上げられますが、お洒落の促進や生きがいの創出などプラスの要素で高齢者を支える視点を石井ゼミで得ました。仕事はもちろん、私自身の生き方にも生かされています」と語ります。

「研究分野は『福祉』ですが、テーマは『生きる喜びの探求』。ゼミ活動を通じ、学生たちには知識だけでなく自らの生きる喜びを見つけ体現することによって、社会に貢献する人材になってほしいと思っています」と石井教授。「多様な生き方を知ってほしい」という思いから、OBOGと交流する機会も積極的に設けています。

5月13日(火)のゼミでの集合写真。この日は「増税に賛成か反対か」をテーマに白熱したディベートを実施。税の増減に伴う経済的問題や社会福祉問題と、幅広く話し合われた

5月13日(火)のゼミでの集合写真。この日は「増税に賛成か反対か」をテーマに白熱したディベートを実施。税の増減に伴う経済的問題や社会福祉問題と、幅広く話し合われた

「人間と動物とをつなげる仕事に就きたいと福祉関連の組織を志望していましたが、先輩方とお話しすることで研究の切り口も仕事の携わり方もいろいろな方法があることを知り、将来の選択肢の幅が広がりました」と入ゼミ後の変化について語る玉木さん。「その分、比較研究時だけでも数十冊に目を通していた文献は、今では数えきれない量に及んでいますが」と笑います。

研究量は膨大ですが、「研究と同じくらいバーベキューや誕生日会など楽しいイベントも多い。それに、石井先生が私たちを全人的に受け止めてくださるので、特別な用事がなくても研究室に伺い知識の深い先生とお話しするだけで、特別に意識せずとも成長できます」と遠大さん。

2年生の小松さんは「ゼミの充実度は期待以上。先輩方と接し、自分も数年後に多角的な視点を持てるようになれると思うと、大変と聞く研究も含め、すべてが楽しみです」と、今後の活動に目を輝かせます。

(初出:広報誌『法政』2014年度6月号)

運営スタッフとして参加した昨年の「文京ボランティア・市民まつり2013」。「多摩周辺とは違う地域性があり、勉強になりました」とゼミ生たち

運営スタッフとして参加した昨年の「文京ボランティア・市民まつり2013」。「多摩周辺とは違う地域性があり、勉強になりました」とゼミ生たち

居心地の良い空間が演出され、研究から恋愛まで幅広い悩み相談が行われる石井研究室。「先生は女神のような存在。一緒にいるだけで元気になれる」とゼミ生たちは石井教授を慕う

居心地の良い空間が演出され、研究から恋愛まで幅広い悩み相談が行われる石井研究室。「先生は女神のような存在。一緒にいるだけで元気になれる」とゼミ生たちは石井教授を慕う