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ステージマジックサークル「奇術愛好会」

2018年12月04日

部員同士のサポートを力に華やかな舞台に立ってステージマジックを披露

「大きな舞台でマジックを披露する、ステージマジックに取り組んでいます」と紹介してくれたのは、代表の市川さん。「メインの活動は、年に数回開催している定期発表会です。やりがいのある発表会なので、成功を目指して猛練習しています。照明や音響なども自分たちが担当し、手づくりのステージをつくり上げています。大きな舞台に立ち、大勢のお客様に見ていただくのは緊張しますが、ステージマジックをやり終えた後の達成感は格別です」。

「入学当初は、自分がステージマジックを始めるとは想像もしていませんでした。でも始めてみると、以前に習っていたバレエや、演劇部にいた経験なども生かせることが分かって、今はとても充実しています」と目を輝かせるのは、柳川さん。取り組んでいるのは、リングを素早くつなげたり、ボールを浮遊させたりする「アニメーション」の技です。「新鮮な気分で見ていただきたいので、ステージごとに雰囲気をガラッと変えるようにしています。その演出を考えるのは大変ですが、驚いてもらえると、とてもうれしいです」と意欲にあふれています。

「ステージマジックには、さまざまな種目があり、基本的な技術は先輩から教えてもらえるので、そこから自分なりに演出を加えて個性を出します」と語るのは、傘や花などを舞台上で出現させる「プロダクション」を得意としていた岡野さん。「ステージの演出に必要なものは、すべて自分たちで準備します。ステージ衣装を華やかにするため、既製の衣装にアレンジを加えますし、ハトを使う演目をしていたときは、十数羽まとめて飼って世話をしていました」と思い出を振り返ります。

年に2回開催する合宿では、全員が集中して経験の浅い1年生をサポート。合宿先の近隣にある幼稚園で練習の成果を披露するなどして、実践経験を積み重ねます。「周囲の協力があるので、大学からステージマジックを始めた初心者でも、2年生のときには大きなステージで堂々と自分の演目を披露しています」と胸を張った市川さんは、今では指先を駆使する「スライハンド」の技術でシンブル(指ぬき)や四つ玉などを巧みに操ります。

「サークル内のつながりも強く、56年前の創部当時に在籍していたOB・OGの方が、今でも発表会を見に来てくれます。世代を気にすることなく、人生の大先輩と楽しく交流を続けていけるのは、ステージマジックのおかげです」と笑顔を見せます。

 

(初出:広報誌『法政』2018年10月号)

左から、岡野真実さん(文学部日本文学科4年)、市川達也さん(経営学部経営戦略学科3年 /代表)、柳川優衣さん(法学部国際政治学科2年)

左から、岡野真実さん(文学部日本文学科4年)、市川達也さん(経営学部経営戦略学科3年 /代表)、柳川優衣さん(法学部国際政治学科2年)

定期発表会では、それぞれ趣向を凝らした演目を披露。仮面をスピーディーに変化させる 「マスク」はプロダクションの一種

定期発表会では、それぞれ趣向を凝らした演目を披露。仮面をスピーディーに変化させる 「マスク」はプロダクションの一種

柔らかな布をいくつも出現させる「シルク」は、ステージマジックではおなじみの技

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群馬で開催した夏合宿。1年生は初舞台として、近くの幼稚園を訪れて園児の前でステージマジックを披露した

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