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「サーフライフセービングクラブ(HUSLSC)」

2018年07月31日

自然と真剣に向き合いながら技術を磨き、縁をつないで水の事故から命を守る

「水の事故から命を守るライフセービング(以下、LS)活動に取り組んでいます」と紹介してくれたのは、副主将の津守さん。
「スポーツとしてLS競技を楽しんだり、人の役に立つボランティア活動をしたり。大学生になったらやりたいと思い描いていた感動体験の全てを、このサークルで存分に味わっています」

LS活動の柱の一つは、海水浴場でのパトロール活動。メンバーはそれぞれ資格を取得し、 日本ライフセービング協会に加盟している地域のクラブに所属します。

「パトロール活動の鍵は、地域の人たちと積極的に交流し、信頼関係を築くことです。地道に交流を深めていると、この岩場は潮が速く流されやすいなど、地域ならではの特性や救助に役立つ知識を得ることもできます」と語ってくれたのは粂川さん。「事故を防ぎたいという思いで活動しているので、夏の終わりに無事故を達成した時は感動的で、努力が全て報われた気になります」

「パトロール活動をしていない時にも、注意深く観察する習慣が身に付きました」とほほ笑むのは、主将の北村さん。「地域のクラブでは、夏休みに小学生向けの海の講習イベントなどを行うこともあります。最初は海を怖がっていた子どもたちが、安全に楽しむことを学び、最後は『楽しかった』と笑顔を見せてくれたとき、やりがいを感じますね」

そんなサークルメンバーは競技会への参加にも、一丸となって取り組みます。「LS競技はスポーツとはいえ、『ゴールの先に、救う命がある』ことを想定した救命活動につながっています。泳力や走力に自信がなくても、機材の取り扱いを習得して救命技術を磨くなど、他のことで力を発揮できるのです」と語るのは、警察官の父と祖父の影響から、人命を守ることの意義を感じていたという柴﨑さん。「努力を積み重ねれば、一人一人がそれぞれにあった方法で活躍できるのがLSの魅力です」

2016年の9月に開催された「全日本学生ライフセービング選手権大会」では、体育会として活動するライバル校を抑え、初めて総合3位入賞を果たしました。続く昨年に、個人競技の2種目で優勝を果たした小松さんは、実績に自信をのぞかせながら「今年は、総合優勝を目指します」と意欲を見せます。「LSの活動を通じて、命にかかわる責任感や安全を考えながらサービスをすることの難しさを知りました。この経験を糧に、将来は人を地道に支える仕事をしたい」と力強く語ります。

(初出:広報誌『法政』2018年5月号)

左から、小松海登さん(経済学部国際経済学科4年/代表)、北村俊樹さん(スポーツ健康学部スポーツ健康学科3年/主将)、津守響子さん(社会学部メディア社会学科3年/副主将)、柴﨑仁さん(スポーツ健康学部スポーツ健康学科2 年)、粂川拓海さん(スポーツ健康学部スポーツ健康学科4年)

左から、小松海登さん(経済学部国際経済学科4年/代表)、北村俊樹さん(スポーツ健康学部スポーツ健康学科3年/主将)、津守響子さん(社会学部メディア社会学科3年/副主将)、柴﨑仁さん(スポーツ健康学部スポーツ健康学科2 年)、粂川拓海さん(スポーツ健康学部スポーツ健康学科4年)

毎年9月に千葉県、御宿海岸で開催される 「全日本学生ライフセービング選手権大会」。 2016年には初めて総合3位入賞を果たした

毎年9月に千葉県、御宿海岸で開催される 「全日本学生ライフセービング選手権大会」。 2016年には初めて総合3位入賞を果たした

サークルとしての自由なスタイルにこだわりつつも、チーム一丸となって競技大会に取り組む姿勢は真剣そのもの

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3月に開催した東京六大学ライフセービング対抗戦での一枚。他大学のメンバーは、ライバルでありLSに打ち込む同志でもある

3月に開催した東京六大学ライフセービング対抗戦での一枚。他大学のメンバーは、ライバルでありLSに打ち込む同志でもある