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漫画サークル「漫画研究会」(市ケ谷)

2016年11月29日

自由に描いた作品を本にする喜び 年間5冊の部誌を発行

市ケ谷キャンパスの漫画研究会は、約60年の歴史を持つサークル。年間5冊の部誌を発行し、夏と冬に開催されるコミックマーケットにも参加するなど意欲的に活動を続けています。

漫画研究会の特徴的な活動が、似顔絵の制作。部誌の制作費用を捻出するために、大学祭や法政フェアなどの学内イベントに出店し、漫画タッチの似顔絵を1枚300円で提供しています。「お金をいただく以上、描いた人に喜んでもらいたい」という思いから、毎週土曜日の定例会では部員全員で似顔絵の練習に励み、クオリティーの向上に努めています。

「中学時代から漫画を描き続けてきたこともあって、自分のクセを出さないようにするのが難しい」と語るのは、短編のギャグ漫画が得意な梅﨑さん。「人物デッサンの練習になるので、とても勉強になります」と笑顔を見せます。

似顔絵の練習以外の活動は、基本的に自由。月、水、金曜日に開放される部室で自分の作品づくりや部誌の編集作業をするなど、それぞれが自主的に活動しています。

「趣味が合う仲間と、好きな作品について存分に語り合えるのが楽しい」と語るのは、高校まではラグビーをしていた白井さん。漫画は専ら読むだけだったつもりが、周りの影響を受けて、今では漫画を描くことにも挑戦。「新しい自分を発見したような気分です」と胸を張ります。

少年誌を愛読し、自身の作品でも熱血漢の主人公を描いているのは、副代表の中儀さん。サークルに入ってからは、自分の作品を読んでもらう喜びを知ったと言います。「作品の感想を聞けるとうれしくて、次の作品を描く原動力になります」

漫画研究会が発行している部誌は3種類。オリジナルの漫画を収録した『うりーぷか』と、二次創作の漫画やイラストを中心とした『ふりゅう』は年2回ずつ、部員たちだけで楽しむための冊子『うらぷか』を年1回発行しています。部員が気軽に楽しんで作品を発表できる場にするため、収入を得ることは目的とせずに、すべて無料で頒布。今まで発行してきた部誌のバックナンバーは、大切に保管しています。

代表の末木さんは、人の心の闇に着目し、社会的な問題行動を起こす人を風刺する作品を部誌で連載しています。「さまざまな人に読んでもらいたいので、他の団体との交流を増やしたり、ウェブ上に作品を掲載したり、日本の漫画文化の魅力を留学生にアピールすることも考えていきたい」と、これからの展望を語ります。

(初出:広報誌『法政』2016年度10月号)

左から、白井薫さん(文学部史学科3年)、中儀雄真さん(副代表・法学部法律学科3年)、末木友弘さん(代表・文学部史学科3年)、梅﨑ひなのさん(法学部法律学科2年)

左から、白井薫さん(文学部史学科3年)、中儀雄真さん(副代表・法学部法律学科3年)、末木友弘さん(代表・文学部史学科3年)、梅﨑ひなのさん(法学部法律学科2年)

似顔絵屋はいつも盛況。2015年度の大学祭でも、多くの人がブースを訪れた

似顔絵屋はいつも盛況。2015年度の大学祭でも、多くの人がブースを訪れた

2015年度の大学祭での集合写真。今年は1年生の入部が多く、総勢で53人になった

2015年度の大学祭での集合写真。今年は1年生の入部が多く、総勢で53人になった

作品の締め切り前は仕上げや編集作業のために部室に部員があふれる

作品の締め切り前は仕上げや編集作業のために部室に部員があふれる