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有機農法サークル「Community Field」

2016年10月18日

農作業を通じて学生と地域を結ぶつながりの懸け橋に

創部10年目を迎える、有機農法サークル「Community Field」(以下、CF)。自然豊かな多摩キャンパスの地域性を生かし、農薬や化学肥料を使わずに野菜を育てています。

「1年前にHUCC(法政大学多摩地域交流センター)に所属し、周辺地域の方と積極的に関わるようになってから活動の幅が広がりました」と語るのは、代表の三宅さん。多摩キャンパス近隣の農家の方に畑を借り、活動拠点を学外に移したことで、野菜を育てる環境も格段に良くなったと言います。「キャンパス内の畑では失敗続きだったホウレンソウが収穫できたときは、すごくうれしかったですね」

収穫時期は、夏と冬の2回。現在はナス、トマト、パプリカ、ピーマン、オクラ、水菜、さらに今年初挑戦した枝豆の成長を待っています。1年生の中村さんは「自分で植え付けたナスとトマトはどんな味がするのか、早く味わってみたくて。初収穫が今から待ち遠しいです」と期待に胸を膨らませます。

次期代表の馬屋原(まやはら)さんは、昨年の活動を振り返り「害虫の駆除や肥料の調整など、育てる苦労を実感しました。難しいですが、手間を掛けた分だけ愛着が生まれますし、うまくいくと達成感につながりますね」と、今年の活動にも意欲を燃やします。

農作業をするのは原則として週2回。火曜日と金曜日の3限終了後に、徒歩10分ほどの畑に出向いて、作物の世話をしています。自分たちなりに作物の育て方を調べて勉強しているものの、自然が相手だけに手探りなことも。「地域の方々がアドバイスをくれるなど、フォローしてくださいます。野菜のおすそ分けをしていただくこともあるので、とてもありがたいですね」とは馬屋原さん。

地域の交流は農作業だけにとどまらず、各種イベントに関わる機会も増えています。中村さんは5月に「さがみ風っ子トレイルランニング」に参加。「イベントに集まった方々に、野菜や特産品の梅ジュースを販売するお手伝いをしました。接客するのは初めてでしたが、農作業とは違う経験ができて、楽しかったです」と笑顔を見せます。

「これからは、他のサークルとも協力して、地域とのつながりをさらに深めていきたいですね。CFが地域と学生を結ぶ懸け橋の一つになれたらいいと思います」と言う三宅さん。夏野菜の収穫が一段落する8月上旬には、近隣の方々と一緒に料理を作る「収穫祭」イベントも企画しているそうです。

(初出:広報誌『法政』2016年度8・9月号)

左から、三宅涼介さん(代表・社会学部社会政策科学科3年)、馬屋原成さん(次期代表・社会学部メディア社会学科2年)、中村舞さん(社会学部社会学科1年)

左から、三宅涼介さん(代表・社会学部社会政策科学科3年)、馬屋原成さん(次期代表・社会学部メディア社会学科2年)、中村舞さん(社会学部社会学科1年)

現在の活動拠点となっている畑。畝(うね)6本分を借りている

現在の活動拠点となっている畑。畝(うね)6本分を借りている

今年5月に開催された「さがみ風っ子トレイルランニング」にて。地域の方と一緒に相模原市城山地区で収穫した梅から作ったジュースを販売

今年5月に開催された「さがみ風っ子トレイルランニング」にて。地域の方と一緒に相模原市城山地区で収穫した梅から作ったジュースを販売

昨年収穫したプチトマトとオクラ。オクラは大きく育ちすぎて、皮が硬くなってしまったとか

昨年収穫したプチトマトとオクラ。オクラは大きく育ちすぎて、皮が硬くなってしまったとか