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コミュニティーカフェ運営サークル「カフェ部」

2016年06月21日

多摩近隣の集合住宅でカフェを運営 寺田地域の交流拠点へ

「寺田ティータイム」と称し、多摩キャンパス近くの集合住宅・グリーンヒル寺田でカフェを運営しているカフェ部。少子高齢化が進む同団地の活性化を目的に、団地内集会所を借りて毎月第2日曜午後の5時間、団地住民の方々と交流を図っています。

この4月で創設3年目を迎えたばかりながら、常連客が団地仲間を呼び、カフェは毎回盛況。カフェ運営に興味を持ち入部した代表の光山さんは、「最近になってやっと安定した運営ができてきました」と話します。現3年生が2年次の春に幹部に就任して以来、毎週ミーティングを実施。居心地の良い空間をつくるための役割分担の明確化、交流促進のためのボードゲームの導入、季節行事をより活性化させるためのプレゼント交換など、改善と挑戦を繰り返してきました。「最も大切にしているのは、団地住民の方々の思いに寄り添うことです。近隣の大学生だからこそできることに取り組む過程は、一般的なカフェでのアルバイトなどとは違った経験ができます」

今ではカフェ運営日以外でも、団地住民の方々から共通する趣味の誘いや電球交換といった生活上のサポートなど個人的に声を掛けられるようになるほど、強固な信頼関係を構築。その根幹要因として、これまで寺田ティータイムに欠かさず参加してきた向田さんは「部員同士の仲の良さ」を挙げます。「個性的な人たちが多いためミーティングで対立するような意見が出た場合でも、互いを尊重し、どちらの案も叶えられるように話し合って解決していこうとするのです」。向田さん自身もイラストが得意なことから担っているチラシ制作において、メディア戦略を勉強する下級生からの意見でデザインの幅が広がった、と言います。

社会学部で都市景観論のゼミに所属する松嶋さんは「研究の実践的学びになる」としながらも「何よりの学びであり、やりがいであり、楽しみでもあるのは、団地住民の方との交流。博学な方が多く、政治や経済の話題、就職活動のアドバイスなどもいただけます」。そして今年度の目標について「団地の方はもちろん、団地外に住むお孫さん世代、団地周辺の住宅地に住む方や小学生へも認知度を高めたいと思っています」と紹介します。本学の各ゼミや他団体とのコラボレーションイベントを開催し、それぞれに関係する団地住民の方々を招待して、新たなつながりを創造。部員たちは「寺田ティータイムが地域全体の集いの場になれば」と目を輝かせます。

(初出:広報誌『法政』2016年度4月号)

左から、松嶋塁さん(社会学部社会学科3年)、光山未織さん(代表・社会学部社会政策科学科3年)、向田佳奈子さん(広報担当・同3年)

左から、松嶋塁さん(社会学部社会学科3年)、光山未織さん(代表・社会学部社会政策科学科3年)、向田佳奈子さん(広報担当・同3年)

2月14日(日)にバレンタイン企画をしたカフェの様子

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地産地消も目的の一つに、珈琲豆は西八王子駅近くの珈琲店BeeCoffeeで買い付け

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毎年夏には合宿も実施。写真は昨年の那須高原にて。研修も兼ね、珈琲の入れ方や接客についてのミーティングも行っている

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