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工体連ワンダーフォーゲル部

2012年04月03日

自然を愛する仲間とともに自由な渡り鳥のように広大なフィールドを踏破する

仲間との絆を深めながら人間としても成長できる

左から、笹野泰佑さん(理工学部機械工学科2年)、藤原俊輔さん(理工学部応用情報工学科2年)、江上周作さん(理工学部応用情報工学科2年)、松下裕紀さん(情報科学部コンピュータ科学科3年/主将)※学年は2012年3月末時点

左から、笹野泰佑さん(理工学部機械工学科2年)、藤原俊輔さん(理工学部応用情報工学科2年)、江上周作さん(理工学部応用情報工学科2年)、松下裕紀さん(情報科学部コンピュータ科学科3年/主将)
※学年は2012年3月末時点

ドイツ語で「渡り鳥」を意味するワンダーフォーゲルとは、風景を楽しみながら自然と親しむ野外活動のこと。小金井キャンパスで48年の歴史を持つ工体連ワンダーフォーゲル(以下ワンゲル)部は、毎月1~2回、東京近郊で山登りやトレッキングを行うなど精力的に活動しています。
春夏合宿での本格的な登山では、テントを含め1人15~20キロの荷物を担ぎ、1日8時間は歩きます。ザイルを使った登攀(険しい岩壁をよじ登ること)は行わないものの、時には岩場や傾斜40度以上の崖にも挑戦しています。
笹野泰佑さんは「頂上に立ち、周囲の絶景を体全体で感じる瞬間は、まさに登山の醍醐味。テレビや写真で見るのとは全然違います」と話します。せっかく登頂しても、濃霧や雲で下界の景色を見渡せない時でも「下山してふと振り返ると、そこには3000メートル級の雄大な山の姿が。『あの頂まで登ったんだ』という実感とともに、何ともいえない達成感と感動を覚えます」と江上周作さん。とはいえ「山登りは、最終的に自分自身との闘い。部の活動を通して、忍耐力が身に付きました。特に理工系学部の研究活動では、山で身に付けた粘り強さが役立つはずです」と藤原俊輔さん。江上さんは「現地の人や登山者との出会い、美しい景色や満天の星空に触れたことで、内面が豊かになり、人間としても一回り大きくなれました」と成長を実感しています。

津波の爪あとを実際に見て、大きな衝撃を受けた災害ボランティア

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厳しい体験を共有することで、仲間との絆も深まります。主将の松下裕紀さんは「私が登山ルートの変更に悩んでいた時、普段は柔和な人柄のメンバーに『大丈夫です、行きましょう』と力強く背中を押され、勇気をもらいました。山の上ではメンバーの意外な一面に触れられることも楽しみの一つです」と、グループ登山ならではの大きな喜びを体験したようです。
ワンゲル部はOBとの絆も強く、昨年5月にはOBからの呼びかけで、東日本大震災で被災した宮城県東松島市で泥の除去と瓦礫処理のボランティアを行いました。「ワンゲルの活動を生かして被災地支援に貢献できたことは、貴重な体験でした」と松下さん。「今後も機会があればぜひやりたい」と全員が口をそろえます。
部員は現在10人。自由に意見交換できる仲の良さと結束力の強さは少人数ならではの利点ですが、次期主将の笹野さんは「女子学生も含めて部員を増やし、登山だけでなくキャンプやサイクリングなどの活動も行いたい」と抱負を語ります。そのため応用情報工学科所属の江上さんは、専攻での学びを生かして部のウェブサイトを順次パワーアップさせる予定。渡り鳥たちの夢は、さらに広がっています。


 
世代は違えど“山男” 同士、話が弾むOBとの懇親会

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工体連ワンダーフォーゲル部のウェブサイトhttp://koutairenwangeru.web.fc2.com/

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http://koutairenwangeru.web.fc2.com/