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多摩茶道サークル“多摩茶”

2012年03月21日

初心者大歓迎茶道が導く安らぎと和みの空間

お茶と和室と優しい仲間、男子学生をも引き付ける和サークル

後列左から、鈴木敏輝さん(経済学部1年)、鈴木直さん(社会学部2年)。前列左から、小林愛希子さん(社会学部2年)、髙橋さゆみさん(社会学部3年)、野下理子さん(社会学部3年)

後列左から、鈴木敏輝さん(経済学部1年)、鈴木直さん(社会学部2年)。前列左から、小林愛希子さん(社会学部2年)、髙橋さゆみさん(社会学部3年)、野下理子さん(社会学部3年)

多摩キャンパスで自主サークルとして立ち上げられて2年。本年度は新入生11人の加入もあり、人数は昨年の6人から総勢18人に急増。活動拠点とするEGGDOMEの和室が手狭になるほどにぎやかになり、うれしい悲鳴を上げているのが「多摩茶道サークル」愛称“多摩茶”です。

今年大きく部員数を増やした1年の男子学生のひとり、鈴木敏輝さんは「高校は剣道部に所属していましたが、武道だけでなく和の芸道にも挑戦したいと思い、友人2人を誘って入部しました。まったくの初心者ですが、作法を一つずつ丁寧に教わるうちに、茶席に安らぎを覚えるようになりました」と話します。先輩男子部員で副代表を務める2年の鈴木直さんは「幼いころからの緑茶好きが高じ、大学では必ず茶道をやろうと決めていました。茶道部というと厳しくて堅いイメージがありましたが、“多摩茶”はゆったりとした親しみやすい雰囲気。男の自分でもすんなりとなじめました」と自身の経験を話します。

男子部員も急増中の“多摩茶”。現在も、コンスタントに見学者や入部希望者が訪れてくるそう

男子部員も急増中の“多摩茶”。現在も、コンスタントに見学者や入部希望者が訪れてくるそう

しかし「市ケ谷キャンパスには茶道研究会があるのだから、多摩にも茶道を」と同サークルを設立したメンバーの一人で3年の髙橋さゆみさんは、「道具もなく、利用できる和室や指導してくださる先生のあてもなく、まったくの未知数でのスタートでした」と立ち上げ当初の苦労を振り返ります。同じく3年の野下理子さんは「初年度は5~6人と活動人数が少なく、勧誘活動もままならない状況でした」と、サークルを盛り上げる難しさに触れます。

多摩キャンパスには以前、別の茶道サークルがあったのですが、部員が減少し廃部になっています。だからこそ「誰でも気兼ねなく始められて楽しめる雰囲気を維持しつつ、日本の伝統文化である茶道をきちんと身に付けられる活動を目指しています」と代表を務める2年の小林愛希子さん。「普段は自分たちのペースで活動していますが、本年度は初の夏合宿として多摩キャンパスに1泊2日で泊り込み、風炉(夏のお点前)を矢部宗良(本名:矢部よし子)先生からしっかりと教えていただきました。

矢部宗良先生の丁寧な指導に、部員の身も引き締まる

矢部宗良先生の丁寧な指導に、部員の身も引き締まる

週2回の練習のほか、『初釜』や『炉開き』などの伝統的な茶道の行事も行いながら、上達には緊張感や刺激も欠かせないため、和室を出て積極的に活動することを心掛けています。多摩祭など学内イベントへの参加、七夕お茶会や老人ホーム慰問など、現在、年間の活動スケジュールを手探りで組み立てています。大学の認定サークルへの昇格も目指していますが、まずは先輩たちが積み重ねてきた貴重な経験と新入部員のパワーを生かして、活動をさらに後の代まで継続させていくことが目標です」と抱負を語ります。

夏合宿ではお稽古の後にバーベキューを楽しんだ

夏合宿ではお稽古の後にバーベキューを楽しんだ

7月にEGG DOMEで実施した七夕お茶会の様子

7月にEGG DOMEで実施した七夕お茶会の様子