法政大学合気道部

2011年05月23日

昭和34年に発足し法政のクラブ・サークルの中でも有数の伝統を誇る

稽古には歴代OB・OGも参加活動を通して仲間ときずなを深める

左から、磯田俊さん(法学部4年/主将)、小松久子さん(経 済学部4年/副将)、倉田優人さん(法学部4年/副将)

左から、磯田俊さん(法学部4年/主将)、小松久子さん(経 済学部4年/副将)、倉田優人さん(法学部4年/副将)

法政大学合気道部は2008年に50周年を迎え、これまでに400人以上のOB・OGを送り出してきました。現在も3キャンパス合わせて50人以上の部員が在籍し、週3、4回のペースで活動しています。学生だけで行う通常稽古のほかに、毎週土曜日には師範代の先生を迎えて行う稽古があります。卒業生も参加するため、100人近くが集まったこともありました。主将の磯田俊さんは次のように語ります。

2010年の夏に越後湯沢で行った強化合宿。左の額は合気道の開祖の先生、右はその弟子でかつて本学でも指導を行った先生の肖像

2010年の夏に越後湯沢で行った強化合宿。左の額は合気道の開祖の先生、右はその弟子でかつて本学でも指導を行った先生の肖像

「全国の大学の中でも、法政の合気道部は最大級の規模を誇ります。歴史も長いため卒業生にもさまざまな年代の方がいらっしゃいます。稽古でお会いした60代の大先輩から東京オリンピックの話や、昔の法政や合気道部の話が聞けるのも面白いですね。かつて『荒稽古の法政』と呼ばれて他大学から一目置かれていた、という話は特に印象に残っています」とのこと。合気道を通じて出会った仲間とずっと変わらない付き合いを続けている卒業生の方々を見て、そんな良さを発見したともいいます。

2010年度の春季強化合宿は、千葉の南房総で実施

2010年度の春季強化合宿は、千葉の南房総で実施

副将を務める倉田優人さんは「法政の合気道部が所属する合気会という団体では技を披露する演武大会はありますが、試合は行わないため、普段の稽古が最も大切な活動の場です。常に真剣に、自分に厳しく取り組んでいかなければなりません。つらいこともありますが、だからこそ、それを一緒に乗り越えた仲間とのきずなは自然と強くなりますね」と話します。達成感を得ながら鍛錬を続けていくことで人間的に成長したり、礼儀作法が身に付いていくのは武道ならでは。学内で行う通常稽古以外では「他大学との合同稽古や、年に2回の強化合宿を行っています。また、親睦旅行などの楽しいイベントもあり、昨年度は尾瀬に行ってきました」と、大勢の部員が一体感を持って積極的な活動を行っている様子がうかがえます。

合宿での稽古の様子。女性も大勢活躍している

合宿での稽古の様子。女性も大勢活躍している

ほかの武道系の部活に比べ女性部員が多いことも特徴です。副将の小松久子さんは「稽古では、体ごと投げられたりしますが、こんな経験をしている女性はなかなかいないのでは」と笑います。もともと武道に興味はあったものの、入部した一番の理由は「新入生勧誘の時に出会った女性の先輩にあこがれたのがきっかけです。体育館の外では優しくて、明るくて、フレンドリー。でも稽古の場では真剣そのもの。そのギャップがとても格好良かったですね」と話します。

尾瀬に親睦旅行。稽古の時とはうってかわってリラックスした表情だ

尾瀬に親睦旅行。稽古の時とはうってかわってリラックスした表情だ

新入生に向けては「大学で新しいことにチャレンジしたい人にはお薦めの部活です」と3人。実は、部員のほとんどが入部時には初心者でした。「武道に興味のある人はぜひ体育館に見に来てください」とメッセージを送ります。

(雑誌「法政」2011年4月号より)