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ボクシング・バンタム級の新星 国体、全日本アマ選手権で優勝 法学部 丸亀光さん

2008年12月01日

ボクシング・バンタム級の新星 国体、全日本アマ選手権で優勝

法学部 丸亀光さん

法学部 丸亀光さん

ボクシング部の丸亀光さん(法学部1年)は2008年10月のおおいた国体(成年)と、11月の第78回全日本アマチュア選手権(新潟県加茂市)のバンタム級(51~54kg)で、大学、社会人の強豪を相手に1年生ながら見事優勝しました。キャンパスでの私服姿は今風の若者ですが、いざリングにたつと途端に、闘争心みなぎったファイターに変わります。多くの有望選手を抱えるボクシング部の中でも期待の新星です。

競技特性から、部活動は高校からというボクシングですが、丸亀さんは小学生の頃から基礎トレーニングを始めたのだといいます。「父に競技経験がありボクシングは身近な存在でした。もの心つかないころからグローブをはめて遊んでいたのかもしれません。 4歳上の兄も選手ですし」と振り返ります。中学時代には、父・恭敬さんが広島市内にアマチュアボクシングジムを立ち上げます。広島県の崇徳高校で本格的に競技を始めた丸亀さん、高校時代は全国大会で活躍するも、2007年秋田国体(少年)2位と戴冠まであと一歩でした。

「明るい雰囲気で伝統があり、いい先輩が揃っている。なにより強くなれそう」と感じていた本学に入学して、才能が一気に開花します。「素質は高いが、まだ1年生でいきなり優勝とは」と斉藤誠監督も、2つの大会の優勝という快挙に驚きながら笑みを浮かべます。その理由を丸亀さんは「大学に入った頃から、より“自分で考えながら”練習や試合に取り組むようになりました」と話します。ボクサーファイタータイプの丸亀さんにとって、常に前に出続ける積極さが信条。ハートを鍛えるとともに、仲間や先輩たちとの日々のトレーニングやスパーリングで体を鍛え、トップ選手の試合ビデオ研究で技術を盗み、自分だけの技やコンビネーションを磨いたのだといいます。

法学部 丸亀光さん

快挙となった国体決勝では「勝てるとは思っていませんでした。足を止めないことだけ考え夢中でした。実は内容もよく覚えていません」と話します。優勝を報告した時、「そうか」と、素っ気なかったという恭敬さんが、実は自宅で何度も繰り返しうれしそうに試合のビデオを見ていることも、母親に聞き知っているのだと微笑みます。勢いに乗って全日本選手権も制したことで、次なるステップも視野に入ってきました。

アマチュアボクシングの国際戦に派遣されるのは、各階級のチャンピオンが集まって行う強化合宿の結果などからさらに選抜された選手です。「高校時代は優勝できなかったので実はまだ、海外の選手と戦った経験はありません」と丸亀さん。2つの大会で優勝したことで、その道も開こうとしています。「夢はやはり五輪出場ですね」。08年夏は北京五輪の試合の放送や録画を食い入るように見たそうですが、基本に忠実な日本選手と異なり、外国選手は狡猾なクリンチワークなども繰り出してくるのだといいます。

「もっともっと技を磨かなければ。そして(海外選手と戦うためにも)これからも勝ち続けたいと思います。より威圧感を出せる選手になりたい」。軽やかなフットワークと、減量苦がないという引き締まったボディを持った丸亀さん。勝ちきることの喜びと意義を知っただけに貪欲です。