法政フォトジャーナル(2019年度)

ベイラー大学との合同ボランティアツアー

  • 2019年04月08日
法政フォトジャーナル(2019年度)

市ケ谷ボランティアセンターでは3月11日(月)、12日(火)にアメリカのベイラー大学の学生8名とVSPメンバー5名の共同で「ベイラー大学企画」を実施しました。

「子ども食堂」や「子どもの居場所」に関するボランティア活動や、日本の文化について知ってもらうための東京観光を行いました。法政大学の海外交流協定校であるベイラー大学のミッショントリップの一環で、私たちVSPはその活動のサポートをしながら一緒に活動しました。

1日目は、荒川区内の子ども食堂やおもちゃ図書館でのボランティア活動や、明治神宮・原宿・渋谷といった東京を代表する観光地巡りを行いました。子ども食堂では、ベイラー大学の学生さんが自分たちで料理を作り、子どもたちに喜んでもらえたので充実した活動になったと思います。また、おもちゃ図書館では乳幼児の遊び相手になって子どもたちとふれあいました。普段は乳幼児と接することがないので、私たちにとっても新たな発見が沢山ありました。

2日目は、日本の文化や歴史をより知ってもらうことを目的に、焼き鳥体験や歴史博物館見学などを行いました。焼き鳥体験では、肉や野菜を串に刺すところから炭火を使って実際に焼くところまでをお店のスタッフさんに教えていただきながら行い、ベイラー大学の学生とも楽しく交流することができました。その後は江戸東京博物館や浅草に行きました。ベイラー大学の皆さんには今まで知らなかった日本を感じ取ってもらえたのではないかと思います。

2日間の活動の中で、特に印象深かったのは子ども食堂での出来事です。ベイラー大学の学生さんは日本語をほとんど話せません。ですが積極的に子どもたちとコミュニケーションを取ろうとした彼らの思いが伝わったのか、食堂の子どもたちも気持ちを一生懸命伝えようとしてくれました。その様子を見て、言葉は通じなくても気持ちを伝えようとすることが大切だということを学びました。この企画をやるまでは、「私は英語を話せないからベイラー大学の皆さんとちゃんと交流できないだろうな…」と思っていたのですが、上手く言葉で伝えられなくても相手の学生さんが気持ちを汲み取ろうとしてくれたので楽しい時間を過ごせました。

今後は今回できなかったことや上手くいかなかったことを生かし、一般学生の皆さんが楽しみながら交流を図ることができるような企画を考え実施していきたいです。

ボランティアセンター学生スタッフ(VSP)
文学部日本文学科1年 齋藤 真悠

《企画スタッフ学生の感想》 

今回、私は主に1日目の午後の活動に関わる、バイタル・プロジェクトさんとベイラー大学の方をつなげる役割を担っていました。
バイタルの方にもベイラーの方にも、多くの感謝をいただき、嬉しい気持ちになりました。
子ども居場所ステーションに来ている子どもたち、ベイラー大学の学生さん、両者に得るものがあったようでよかったです。いろんな方にボランティア事業に興味を持っていただけるよう、広めていきたいと思いました。また今回のような機会があれば、その際もつなげる役割を担いたいです。 

文学部 1年 佐久間 喜望

 

企画実施前は仲良くなれるか不安がありましたが、みなさんとても良い方々で、良い友達になれました。事前の打ち合わせを重ねてスケジュールを決めたことで充実した2日間を過ごせたと思います。

経営学部 1年 月岡 悠

 

私はこれまで国際交流にはあまり興味がなかったのですが、この活動で文化や考え方の違う外国の方と話すことの楽しさがわかり、とても良い経験になりました。
また子供たちをみんなで見守れる社会づくりに貢献する活動を行なっていきたいと思いました。

 経営学部 1年 後藤 優音

ハチ公前から観光へ出発

ハチ公前から観光へ出発

子ども食堂でのボランティアの様子

子ども食堂でのボランティアの様子

グループ行動で交流を深める

グループ行動で交流を深める

日本の食文化に触れるベイラー大学生をサポート

日本の食文化に触れるベイラー大学生をサポート

焼き鳥マスターの修了書を手に

焼き鳥マスターの修了書を手に

両大学生での集合写真

両大学生での集合写真