法政フォトジャーナル(2018年度)

平成30年度「公認会計士試験合格者交流会」・「公認会計士試験合格祝賀会」を開催しました

  • 2019年02月18日
法政フォトジャーナル(2018年度)

1月26日(土)、高度会計人育成センター主催による『公認会計士試験合格者交流会』を市ケ谷キャンパスのボアソナード・タワーで、公認会計士法友会主催による『公認会計士試験合格祝賀会』を同キャンパスの外濠校舎6階 薩埵ホールで開催しました。

今年度の公認会計士試験では、本学(学部・大学院)から21名が合格しました。このうち、8名が在学中での合格です(うち7名は会計専門職講座の受講生)。また、合格者の出身学部は、経営学部、経済学部、会計大学院(イノベーション・マネジメント研究科アカウンティング専攻)をはじめ、法学部、文学部、理工学部(工学部)、人間環境学部と、多岐に渡っています。

『公認会計士試験合格者交流会』では、センターの運営委員をはじめ、会計専門職講座の講師、講座の後輩学生も駆けつけ、合格者との会話に花を咲かせていました。会の最後には、後輩から合格者へ記念品が贈られ、和やかな雰囲気で終了しました。

引き続き行われた『公認会計士試験合格祝賀会』には、田中優子総長をはじめ、日本公認会計士協会の武内清信副会長、大学常務理事、後援会、校友会、同窓会及び士業の会の役員、学部長、担当教授などの大学関係者、公認会計士のOB・OG、約120名が出席し、盛大な会となりました。

田中総長の祝辞では、「公認会計士は、様々な仕事を行うだけではなく、大事な役割を担っています。一番大事なのは不正を正すということです。経済社会の番人であり、法曹界の方々と並ぶ、社会にとってとても大事な役割を担っています。また、皆さんは、どんなことにも挑戦できます。公認会計士という資格を使って自分はどう生きていくのか、生涯をかけてどういう仕事をしていくのかを考えてください。単に資格があるから十分ということではなく、新しいことを学んでいかないといけないのかもしれない。社会の不正を正しながら、経済社会を健全にしていくにはどうするか、ということを考え続けて、そして、学びを続けて欲しいと思います。よい仕事をしていくと、法政出身者は、こんなにすばらしい仕事をするのだと周りの皆さんが思ってくれます。それは、後輩たちにとってとても大きな刺激になります。皆さん一人一人がどんな生き方をしていくのか楽しみでです。充実した人生を歩んで下さい。本日は、そのための出発点です。」と述べられ、合格者にとって、気を引き締める一言になりました。

さらに、来賓の武内清信副会長からは、合格者に対して、「会計・監査の世界には、IOTやAIといったITの進歩による、新しい技術がどんどん入ってきています。そして、その技術は、もっとすごいスピードで進化していきます。皆さんは、そんな状況の中で業務をしていくことになると思います。そういう状況ですので、法政大学の同期の合格者、あるいは、諸先輩・同胞の方々、そして今年合格された他の学部の方々等と議論を行ったり、切磋琢磨していただきたいと思います。ただ、企業は生き物であり、人と人との関わり、企業経営者とのコミュニケーションというのは、どんな時代であっても、いかに技術が進もうとも、大切だと思っています。自分が何を話すかということもありますが、皆様はAuditor、Audienceですので、まずは人の話をよく聞いて、理解をして、そして、そのうえで、企業内会計士、コンサルタント、独占業務である監査・保証業務と、進む道が別れていくのだと思います。進む道が分かれたとしても、会計士としての気構えをもって、アドバイスをし、最後はきっちりと説得して、公正な財務諸表を世の中に出していく責務があると思います。この辺りを心に刻んで活躍をしてください。」とご祝辞・激励の言葉をいただきました。

また、本学の名を高めることに著しく寄与したとして、在学生の合格者には後援会の小澤 徳会長から「後援会賞」、卒業生の合格者には校友会の佐々木 郁夫から「校友会賞」が、それぞれ授与されました。

会の途中、先生方やOB・OGからの厳しくも温かいお祝いと激励の言葉が合格者に送られ、最後は、応援団・チアリーディング部のエールで全員円陣を組んでの校歌斉唱で終了しました。

高度会計人育成センターで実施している会計専門職講座は、今年度で5年目を迎え、年々合格実績を上げています。引き続き、高度会計人育成センターでは、公認会計士法友会からも協力を得ながら、公認会計士を志望する本学学生を支援していきます。

合格者との歓談(交流会)

合格者との歓談(交流会)

後輩から記念品贈呈(交流会)

後輩から記念品贈呈(交流会)

集合写真

集合写真

田中総長の祝辞

田中総長の祝辞

歓談の様子

歓談の様子

校歌斉唱

校歌斉唱