法政フォトジャーナル(2018年度)

三輪田学園との教育連携事業-理科実験教室を行いました

  • 2018年04月11日
法政フォトジャーナル(2018年度)

市ケ谷キャンパスに隣接する三輪田学園との教育連携事業の一環として、3月29日(木)に、市ケ谷キャンパスにおいて、「理科実験教室」を開催しました。「理科実験教室」は2013年度から開始し、今年で5回目となります。

当日は、三輪田学園高等学校の理系選択生徒29名が、石川壮一法学部・自然科学センター教授による「光スペクトルの観察」をテーマとした講義と実験を体験しました。

前半の講義では、太陽や照明の白く見える光は、実は様々な波長の光が連続して混ざっているのであり、特定の波長に分光すると様々な色の光に見える事から光の色の違いは、波長の違いであること。また、物質を燃焼する際にはその物質からは、固有の光が放出されることを学びました。そして、光を分光するものの代表としてプリズムや回折格子(CDの裏面)があり、実験では回折格子を利用した簡易分光器を用いて光スペクトルを観察すると説明を受けました。後半の実験では、簡易分光器を用いて蛍光灯、水銀灯などの光源を観察するとともに、光の波長を測定し、各光源の様々な性質を知ることができました。今回の理科実験教室を通して、光スペクトルへの理解が深まりました。

燃焼によって固有の光が出ることを説明している様子

燃焼によって固有の光が出ることを説明している様子

簡易分光器で水銀灯を観察している生徒

簡易分光器で水銀灯を観察している生徒