法政フォトジャーナル(2017年度)

ボランティアセンターの学生スタッフが、 「Meal for Refugees ~おいしい国際協力はじめませんか~」を実施しました

  • 2017年12月08日
法政フォトジャーナル(2017年度)

11/6(月)~11/10(金)の期間、市ケ谷キャンパスボアソナードタワー地下1階フォレストガーデンで、ボランティアセンター学生スタッフ(VSP)と難民支援協会(JAR)と学食を運営している東京ケータリングが協力して、「Meal for Refugees ~おいしい国際協力はじめませんか~」を実施しました。

Meal for Refugeesは難民の方たちの郷土料理を学食メニューに採用し、「食」を通じて多くの学生に難民について学ぶきっかけにしていく、売り上げの一部を寄付金にすることによりおいしく食べながら実質的な支援を行う企画です。

メニューは定食形式で、スリランカ料理の鶏肉と野菜のスパイシー炒めを500円で販売し内50円を寄付金としました。実施期間中の食券は手売りで行い、広報を積極的に行いました。学生にとってはやや高い500円という値段設定にもかかわらず、販売食数は当初の目標を大きく上回る「336食」となり、とても嬉しく思いました。中には3回も購入してくださった方もおり、大盛況の内に終えることが出来ました。寄付金は16800円で、難民支援協会を通じて、日本に逃れてきた難民への支援活動に活用されます。

またメニュー提供最終日には難民の現状ついて、難民支援協会(JAR)の野津美由紀様にご講演頂き、22名の学生が参加しました。難民の疑似体験をするワークショップも行われ、難民の人たちが置かれている状況の深刻さを感じ、改めて、難民問題は多くの人が関心を持ち、解決すべき社会課題であると思いました。メモを一生懸命とっている参加者が多く、講義後は講師の方への質問が絶えませんでした。参加者の関心の高さが伺え、本企画を実施する意義があったと感じられた瞬間でした。

【企画メンバー】

文学部英文学科3年        植原里佳
国際文化学部国際文化学科4年  村上奈緒
経営学部経営学科2年      小島日菜子
経営学部経営学科1年      菅結奈
法学部国際政治学科1年     中村ひなた

スリランカ料理の鶏肉と野菜のスパイシー炒め

スリランカ料理の鶏肉と野菜のスパイシー炒め

ポスターとポップを作製してPR活動

ポスターとポップを作製してPR活動

食券を手売りで販売

食券を手売りで販売

難民の疑似体験をするワークショップを開催

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