正課授業だけでは補いきれない法大生の多様なニーズに応えるため、学生センターでは「課外教養プログラム」を実施しています。「課外教養プログラムプロジェクト(KYOPRO)」とは、学生が学生のために課外教養プログラムを運営する学生スタッフの団体です。10月は下記のプログラムを市ケ谷キャンパスのKYOPROスタッフ主体で実施しました。
東洋医学による体質改善~そのツボ、押したらどうなる?~【市ケ谷】
2017年10月26日(木)、市ケ谷キャンパスにて学生センター・課外教養プログラム「東洋医学による体質改善~そのツボ、押したらどうなる?~」を実施しました。講師には、本学人間環境学部の教授である朝比奈茂氏をお招きしました。
当プログラムは、東洋医学を通じ、自身の健康管理について意識することを目的としました。西洋医学が薬を処方して病の原因を取り除くものであるのに対し、東洋医学は体質改善をして病を予防するものです。近年東洋医学が見直され、ツボや漢方などの様々な健康法がさらに注目されています。
プログラムの前半では東洋医学に関する講義があり、ツボについての基礎知識を学びました。後半には、実際のツボ押しに加えて鍼やお灸の体験が行われました。鍼にも様々な太さや長さがあり、学生たちがグループに分かれて相談しながら鍼を太い順に並び替えるなど、参加者間の交流の場ともなりました。その後は、お灸をツボに貼り付けるといった貴重な体験まで出来ました。全体を通して、講師と学生が一体となって東洋医学を楽しく学ぶ様子が見受けられました。
プログラム終了後、参加者からは「東洋医学に興味を持った」「普段の生活にツボ押しを取り入れたい」「第二回も実施してほしい」などの声が挙がりました。また、「朝比奈先生の講義を受けたかったので、今回お話を聞くことができてとても嬉しい」という声もありました。
今回のプログラムを経て、参加者は東洋医学を身近に感じるきっかけになったと思います。また、自身の所属学部にとらわれない学びに出会う貴重な機会にもなりました。今後も課外教養プログラムを通して、様々な学びを身近に感じていただきたいです。
【報告・KYOPROスタッフ】横溝満里奈(経営部・経営戦略学科1年)
その他の課外教養プログラム実施報告はこちら