法政フォトジャーナル(2017年度)

「東北・熊本物産展~美味しく楽しく被災地を支援しよう~」を開催しました

  • 2017年08月23日
法政フォトジャーナル(2017年度)

ボランティアセンター学生スタッフチーム・オレンジが、7月6日(木)・7日(金)に一口坂校舎1階情報発信スペースで「東北・熊本物産展~美味しく楽しく被災地を支援しよう~」を開催しました。

東日本大震災の復興支援に取り組んでいるチーム・オレンジは、被災地に行けなくても東京で被災地支援をするため、東北・熊本物産展を実施しました。この企画は、学生ができるボランティアとして震災の風化を防ぐために、2年前から行われてきました。2016年4月の熊本地震を受け、去年に引き続き東北の商品のみならず熊本の商品もそろえて、岩手県の有名な銘菓「かもめの玉子」や熊本県のピリリと辛いユニークな味わいの「からし蓮根サブレ」など学生が選んだ東京ではなかなか買えない商品を販売しました。

また昨年度の物産展でも販売し好評だった、本学の公式キャラクター「えこぴょん」と熊本県のPRキャラクター「くまモン」とのコラボグッズを今年も販売しました。
http://www.hosei.ac.jp/koho/photo/2017/170703.html

7月5日には、ボアソナードタワーのフォレストガーデンで物産展の開催をPRするため、プレ販売を行いました。多くの学生がその場で商品を手に取って買い、興味を持ってくれました。また、物産展当日は、願い事を書いた短冊を笹に結び付けると、えこぴょんバッジがもらえる企画の実施と、えこぴょんと協力しながら一口坂校舎の前ではっぴを着て、積極的な呼び込みを行いました。

更に、5月26日~5月31日にオリンパスプラザ東京で開催した福島県楢葉町の休耕田を活用した花畑の写真展を再び今回の物産展と同じ場所で行い、多くの人が学生の撮影した写真を見て、被災地の今を感じてくれたようです。
http://www.hosei.ac.jp/koho/photo/2017/170616.html

354名の方に来場していただき、売上額は、311,320円に達し、利益の36,994円はすべて、熊本、岩手、宮城、福島の義援金口座に寄付いたしました。
東京でできる被災地支援や、震災の風化防止に関する取り組みを、市ヶ谷ボランティアセンターは今後も続けていきます。

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来客者数 :354名
売上額 :311,320円
寄付金  :36,994円
(熊本、岩手、宮城、福島の義援金口座に全額寄付)

協力  :株式会社エイチ・ユー

企画学生の感想

今年度の物産展は、東北の商品の種類を増やすことを意識しながら企画を進めていきました。どのような商品を新しく販売するか物産展の会議で、スタッフ全員が提案し話し合って決定しました。そのおかげで去年から引き続き販売しているものも含め、多くの商品の売れ行きが好調でした。コラボグッズの方も、ボランティアセンター学生スタッフVSPの方々による企画・デザインや販売時の協力で、7月5日のプレ販売の時から人気が大変高かったです。

チーム・オレンジは主に東北支援を行っているため、熊本の支援を行う機会はあまりないのですが、この企画を通じて熊本の復興に少しでも役立てたらと思います。たくさんのスタッフの努力もあり、売り上げが過去最高になり義援金を昨年よりも増やすことができたことは非常に嬉しいです。商品発注や販売場所の提供で今年もお世話になった株式会社エイチ・ユーの方々には大変感謝しております。被災地支援として現地のみならず東京でもできるような活動をこれからも続けていきたいです。

チーム・オレンジ学生スタッフ 法学部法律学科 3年生 渡辺康太

フォレストガーデンで行ったプレ販売の様子

フォレストガーデンで行ったプレ販売の様子

学生たちがセレクトした商品を販売しました

学生たちがセレクトした商品を販売しました

炎天下の中店頭で冷えたさるなしジュースを販売

炎天下の中店頭で冷えたさるなしジュースを販売

えこぴょんも物産展のお手伝いをしにきてくれました

えこぴょんも物産展のお手伝いをしにきてくれました

物産展の一角に設置した楢葉町の写真展コーナー

物産展の一角に設置した楢葉町の写真展コーナー

願い事を書いた短冊を結びつけるれるよう笹を設置しました

願い事を書いた短冊を結びつけるれるよう笹を設置しました