2017年7月9日(日)市ケ谷キャンパス外濠校舎を会場に、『2017年度ウエルカム・フェスタ』を実施しました。
ウエルカム・フェスタは2014年より入学後のこの時期に毎年開催しています。学校法人法政大学が設置している、法政大学高等学校、法政大学第二高等学校、法政大学女子高等学校の3付属校に在籍する高校1年生(1,129人)に対して、本大学のアイデンティティや教育目標を知ってもらうことと、生徒に大学での学びを理解してもらい、これを契機に法政大学付属校生としての学習の意義についても理解してもらうことを目的とした高大連携の企画です。
プログラムは午前・午後の2部に分け同一内容で実施しました。前半では、外濠校舎の薩埵ホールで田中優子総長のあいさつ(ビデオ放映)の後、キャリアデザイン学部の児美川孝一郎教授が、大学と高校の学びの繋がりにおける「学問のチカラ」をテーマとした講演を行いました。その後、ピアネット活動に参加している学生スタッフが、生徒に対して「法政大学の歴史」などのクイズや「学生生活」のトークセッションを行って、法政大学がどのようなところなのかを伝えました。
後半では、生徒は7つの教室に分かれ、2つの学部から身近な「ロールモデル」である大学生へ教員からのインタビュー形式で大学での自主的な学びの実践例を紹介する「学びのモデル」に参加しました。
また、生徒の保護者に対しても参加を呼びかけ約280名の参加申込みがありました。保護者は薩埵ホールで、プログラム前半は生徒と一緒に講演等を聴講し、後半はキャリアデザイン学部の宮城まり子教授からの「大学生のシューカツ」と題する就職活動の状況の報告と保護者として支援できることやわが子へ接し方をテーマとした講演を聞きました。
参加した生徒の皆さんからは、法政大学の付属校生徒として自主的に学ぶことの大切さについて理解を深めたとの声が、また、保護者からは、親として子供への接し方について考えるよい機会となった、付属校ならではの企画はすばらしい、大学生活を見据えての企画はとても良かった、グローバル化やダイバーシティ宣言などが理解できた、などの声が寄せられました。
吉田智ウエルカム・フェスタ実行委員長(文学部教授)の開会宣言の後、以下のプログラムを行いました。