法政フォトジャーナル(2017年度)

富士山外来種駆除ボランティアツアーを実施しました

  • 2017年05月24日
法政フォトジャーナル(2017年度)

5月14日(日)、ボランティアセンターでは「NPO法人・富士山クラブ」のご指導のもと、『富士山外来植物駆除ボランティアツアーを実施しました。この「外来植物駆除」の活動は今年で5度目の実施となり、40名の学生が参加しました。

バスの中では、一人で参加の学生も楽しく活動できるようにと、ボランティアセンター学生スタッフ(VSP)が企画したレクを行い、大変盛り上がりました。

富士の自然の美しさを参加学生に知ってもらうため、約2時間、「NPO法人・富士山クラブ」指導のもと樹海トレッキングを実施し、樹海に生息している動植物の生態系を学ぶことが出来ました。また道中では、総延長350m以上と富士山麓で最大級の溶岩洞窟である西湖コウモリ穴にも入洞し自然の壮大さを感じることも出来ました。トレッキングの後に昼食をとり、清掃活動の作業現場に移動しました。
現地ではまず、雄大な富士山の姿を間近に望むことのできる、NPO法人・富士山クラブの本部「もりの学校」にて、富士山クラブスタッフによるオリエンテーションを受け、富士山をとりまく環境問題や、外来特定生物の種類・駆除活動の意義などについて学びました。その後、バスで西湖のほとりへ移動し、「オオキンケイギク」などの外来種駆除活動を行いました。石や他の植物も目立つ現場で駆除活動にも苦労しましたが、慣れ始めると皆楽しくなってきたようで、「もっとやりたかった」との声も聞かれました。心地よい気候の中での約2時間の活動し、約140㎏の外来種を駆除することができました。

  活動後は再び「もりの学校」に戻り、各班にわかれ、ボランティアセンター学生スタッフを中心に、情報共有、振り返りを行い、外来種駆除を広めるアイディアを発表するなど、充実した活動となりました。

今後も法政大学ボランティアセンターでは富士山の外来種駆除・清掃活動を継続的に行っていきます。

富士の樹海に生息している植物について説明を受けている様子

富士の樹海に生息している植物について説明を受けている様子

西湖コウモリ穴に入洞し険しい道を歩く学生

西湖コウモリ穴に入洞し険しい道を歩く学生

外来種植物であるオオキンケイギクを根こそぎ駆除

外来種植物であるオオキンケイギクを根こそぎ駆除

外来種植物をメンバーで協力して駆除

外来種植物をメンバーで協力して駆除

集合写真

集合写真

1日の気づきを振り返り

1日の気づきを振り返り