12月3日(土)多摩キャンパス2号館大教室A棟(大ホール)で第35回多摩キャンパスコンサート(実行委員長:スポーツ健康学部日浦幹夫教授)が開催されました。
大ホールの開場前には行列ができ、会場はほぼ満席となる地域の方々に開かれたキャンパスコンサートとなりました。次回を期待する声が聞かれる中、無事終演をむかえました。
今回の多摩キャンパスコンサートでは、至高のヴァイオリニスト川畠成道氏とNHK交響楽団のメンバーによる室内オーケストラの奏でるクラシック音楽が聴衆の耳を楽しませてくれました。
国際的に高い評価を受けるN響メンバーの弦楽の音色とソリストとして好評を博す川畠成道氏のヴァイオリンの音色の共演に会場は魅了されました。公演の後半にはヴィヴァルディ/四季より「春」と「冬」を奏で、川畠成道氏が2005年イタリア・ボローニャ歌劇場でボローニャ歌劇場室内合奏団とヴィヴァルディ/四季を共演し、満員の観衆から総立ちの喝采を受けた時を思い起こさせる場内の満足感でした。
終演の拍手はなりやまず、アンコールでは本学の校歌も演奏され、幕を閉じました。
出演者 | <独奏>川畠成道 | |
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<共演>NHK交響楽団のメンバーによる弦楽室内オーケストラ | ||
プログラム | 前半 | グリーグ/ホルベアの時代から前奏曲 モーツァルト/ディヴェルティメントK.136 レスピーギ/リュートのための古風な舞曲とアリア |
後半 | クライスラー/「愛の喜び」「愛の悲しみ」「美しきロスマリン」 ヴィヴァルディ/四季より「春」「冬」 サラサーテ/ツィゴイネルワイゼン |