お知らせ

経営学部に合格されたみなさんへ

  • 2020年02月12日
お知らせ

合格おめでとうございます。

合格された皆様に、法政大学経営学部のメンバー一同、心よりお祝い申し上げます。受験生を温かく見守り、支えてくださったご家族の皆様にもお慶び申し上げます。

経営学部は、戦後日本が高度成長し始めた1959年に創設され、昨年60周年を迎えました。経営学部としては日本の大学で3番目に長い歴史を有しますが、同時に「進取の気象」で時代の変化に対応してきました。最近では、2003年に単一学科から現在の3学科体制に移行し、経営学の新しい領域を中心に専門科目を大幅に増やしました。また、2016年には英語による授業のみで卒業できる課程、GBP(グローバル・ビジネス・プログラム)を開始しました。こうした時代に先駆けた改革を行いながら、実業界を中心に多くの有為な人材を輩出してきたのです。

学部の特徴を3つ挙げましょう。

一つは、学科間の垣根が低く、柔軟に深く、経営学及びその関連領域を学べることです。

経営学部は経営学科、経営戦略学科、市場経営学科という3つの学科で構成されています。経営学科は組織、人材、会計、経営戦略学科は国際経営戦略、経営史、経営分析、市場経営学科はマーケティング、ファイナンス、情報・技術とそれぞれの専門分野は異なりますが、学生は自分の所属学科の専門科目を16単位以上とれば、他学科の専門科目も自由に履修できます。

二つは、理論と実践の両方を重視し、生きた経営学を学べることです。

専門科目の中には理論重視のものもありますが、特殊講義では常置専門科目ではカバーしきれない最先端のトピックス的なテーマ、業界団体や企業、OB・OGの会計士による寄付講座などがあり、企業の現場で何が起きているのかといった実践的な内容が主となっています。また、企業人の話を聞いたり、企業とタイアップして製品開発を行ったりするゼミもあります。さらに、簿記資格取得や会計士試験合格を目指した講義や講座、インターンシップなどもあります。

三つは、グローバル化に対応し、広範な内容の専門科目を英語で学べることです。

既に、2016年から経営学部に英語学位課程GBPが設けられたことをお話ししました。これは主に海外からの留学生用のプログラムですが、日本語の授業で学ぶ経営学部生も、一定の英語力を条件にGBP科目の大半を履修できます。GBP科目は、入門から発展レベルまで経営学の主要分野を網羅した30以上の授業が英語で行われるというユニークなものです。このほか、入門外国語経営学、ビジネス英語などの授業、3~4ヵ月間海外の提携大学に留学するSA(スタディ・アブロード)プログラムなど、多彩な学習機会を用意しています。

なお、経営学部ではFacebook・Twitterを通じてさまざまな情報を発信しています。先輩たちの学生生活を垣間見ることができますので、ぜひ閲覧してみて下さい。

では、桜が満開の4月、市ヶ谷キャンパスでお会いしましょう。経営学部の教職員、在校生一同、みなさんとお会いするのを心待ちにしています。みなさんの4年間の大学生活が充実したものとなるよう、全力でサポートします。

2020年2月13日

経営学部長 佐野 哲