例年、6月5日は、国連の「世界環境デー」、日本は「環境の日」と定められております。また、6月の「環境月間」においては、環境省や行政機関、教育機関、民間企業を始めとして、地球環境問題に取り組む必要性を認識するきっかけとなる企画が実施されています。
「パリ協定」を始めとして世界規模で取り組んでいる地球温暖化対策を発展させるためには、地球温暖化の原因となる温室効果ガスの地球における機能を知ることが重要です。
エコツアーにおいては、1978年10月に埼玉県比企郡に設立された「宇宙航空研究開発機構(JAXA)地球観測センター」を訪問します。同センターは、地球温暖化、PM2.5等の地球環境問題を始めとする地球の環境状態を人工衛星から観測するリモートセンシング技術を活用し、衛星からのデータを受信して筑波宇宙センターに送っています。
また、温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」(GOSAT)は、JAXA、国立環境研究所と環境省の共同プロジェクトで、宇宙から地球全体の温室効果ガスを観測する世界初の人工衛星です。「いぶき2」(GOSAT-2)は、「いぶき」のミッションを引き継ぎ、更なる温室効果ガスの観測精度向上を目指して観測データを提供し国際的な取り組みに貢献しています。
エコツアーにおいては、同センターの方にご案内いただきながら地球全体の温室効果ガスを観測する設備・機器を見学します。また、地球観測の意味や仕組み、地球の歴史、地球観測の原理や方法を映像装置や模型等から私達が生活する地球について理解を深めましょう。
日 時 | 2019年6月28日(金)13:00~16:00(予定)[雨天決行] |
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訪問先 | JAXA地球観測センター(〒350-0393 埼玉県比企郡鳩山町大字大橋字沼ノ上1401) |
対 象 | 本学学生・大学院生・教職員 |
定 員 | 20名(先着順・参加費無料) ※東武東上線「高坂」駅から地球観測センターへの往復の交通費は原則として大学が負担致します。 |
締 切 | 2019年6月24日(月) ※応募者多数の場合には参加できない場合もあります。 |
主 催 | 法政大学環境センター・市ケ谷環境委員会 |
申込み | 必要事項を下記のメールアドレスにお申込みください。 ①氏名(漢字・ふりがな) |
その他 | ・参加者には、海洋汚染の一因となる使い捨てプラスチックの削減に向けて、レジ袋としても使用可能な特製えこぴょん「エコバッグ」を進呈します。 ・実施後、参加報告としてエコツアーの写真及びコメントの提出をお願いします。 |
【環境センター】
市ヶ谷キャンパス(九段校舎3階)
TEL:03-3264-5681
E-Mail:ickankyo@hosei.ac.jp