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JAXA地球観測センターエコツアーを実施し、我々が住む地球の謎に迫りました。

2019年07月04日

環境センターは、環境月間特別企画として、2019年6月28日(金)に「宇宙航空研究開発機構(JAXA)地球観測センター」訪問エコツアーを実施しました。当日は、明け方に台風が直撃する悪天候でしたが、市ケ谷・多摩・小金井キャンパスに在籍する学部生、大学院生併せて15名に参加いただきました。

今回訪問したJAXA地球観測センターは、1978年10月に埼玉県比企郡の盆地に設立され、地球温暖化、PM2.5等の地球環境問題を始めとする地球環境の状態をリモートセンシング技術を活用して人工衛星からのデータを受信し、コンピュータによる画像処理及び解析・評価を行っています。

エコツアーにおいては、同センターの説明員から人工衛星を活用した地球環境観測の歴史や地球環境保護や防災等の役割や地球環境観測技術についてDVDを活用しながら説明いただきました。また、施設見学においては、2019年2月に建設が完了したパラボラアンテナや人工衛星からのデータを受信している「受信・記録運用室」において、地球環境観測の原理や方法について実際に観測データの処理に使用する機器を確認しながら解説いただきました。

また、大気や海、植物などの変化を長期間調査して、気候変動の解明や地球環境問題の解決に貢献する人工衛星や地震や火山による災害状況、世界中の森林分布等を調査する人工衛星等の役割や特徴について展示パネルや模型を活用しながらご案内いただきました。とりわけ、「いぶき2」(GOSAT-2)は、宇宙から地球全体の温室効果ガスを観測する世界初の人工衛星「いぶき」のミッションを引き継ぎ、更なる温室効果ガスの観測精度向上を目指した画期的な取り組みです。

今回は同センターの地球環境観測に関する施設設備の見学を通して、人工衛星を活用した地球環境観測の変遷や可能性を学習し、「我々が生活する地球」について理解が深まりました。また、「持続可能な地球社会」の構築に向けて、温室効果ガスの観測精度の向上を通して、新たな脅威であるPM2.5や地球温暖化を始めとする地球環境問題の解明における地球環境技術を活用したモニタリングの国際貢献の可能性に期待が高まりました。

地球環境観測の原理と役割についてDVDと講演にて学習中

パラボラアンテナ

2019年2月に建設が完了したパラボラアンテナ

温室効果ガスの観測精度が向上した「GOSAT-2」

地球や惑星についての科学を学ぶことができる「ダジックアース」にて海面温度の変化を体験 

 「ALOS」、「JERS-1」にて収集した観測データから森林及び非森林分布を確認

「受信・記録運用室」において人工衛星から受信した観測データを確認

参加したメンバーで記念写真