法政大学について

法政フォトジャーナル

2007.09.11

サイエンス・パートナーシップ・プロジェクト(SPP)を開催しました

・撮影場所/市ケ谷キャンパス

8月31日、9月1日の2日間にわたり、サイエンス・パートナーシップ・プロジェクト(SPP)を市ケ谷キャンパスのサイエンスルームで実施しました。

このプロジェクトは、高校・中学等と大学・科学館等の連携により、生徒の科学技術、理科・数学に関する興味・関心と知的探究心等を育成する活動に対して、科学技術振興機構(JST)が支援するもので、今回は、昨年に引き続き、経47名が参加して、「けん化価の測定と石鹸の合成」という実験・実習型の講座を開きました。

47名の高校生が12班に分かれて講座を開始。1日目は中田先生から油脂の構造・性質や反応についての講義を受けたあと、「けん化価の測定」実験となりました。けん化価は、油脂から石鹸を合成する際に必要なアルカリの量を求めるための指標です。
当日は、シュウ酸標準溶液を用いた逆滴定法により、オリーブ油、ヤシ油、ラードのけん化価を測定しました。

2日目は、前日測定したけん化価を各班ごとに発表し、合成に必要なアルカリの量を自ら計算することにより、徐々に石鹸の合成に対する関心も高まってきたようです。
ヤシ油とラードの混合油脂に水酸化ナトリウム(NaOH)水溶液を加え攪拌すること約30分、反応液が固まり始めたところで、各班が好みの香料(ラベンダー等)や色素を加え、型に流し込み、保温箱に入れたところで2日間の実験は終了しました。石鹸は1週間ほど放置して出来上がります。

日常生活において身近で興味を持ちやすい石鹸の合成実験を通して、「化学」の魅力を伝えるとともに、本講座をきっかけにして女性研究者を目指す学生が出ることを期待しています。


化学の魅力を伝えた中田教授
化学の魅力を伝えた中田教授
熱心にご指導いただいた三輪田学園高校の東本先生
熱心にご指導いただいた三輪田学園高校の東本先生

メスフラスコで標準溶液を調整しました
メスフラスコで標準溶液を調整しました
使用するNaOHの質量を計算しました
使用するNaOHの質量を計算しました

油脂とNaOH水溶液を30分間攪拌して石鹸を合成反応液を型に流し込みます
油脂とNaOH水溶液を30分間攪拌して石鹸を合成
反応液を型に流し込みます
石鹸を型からとり出し、適当な大きさにカットして完成です
石鹸を型からとり出し、適当な大きさにカットして完成です

 

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