五十嵐 文生ゼミ(テーマ:メディア研究)

2016年04月01日

五十嵐ゼミ概要

現代はメディアの大変革期にあります。新聞、テレビ、雑誌といった旧来のマスメディアからインターネットへの転換が急速に進行しているのです。
20世紀末に登場したインターネットは、新聞、テレビ、雑誌、書籍などを取り込んだ電子メディアをはじめ、個人による情報発信のツールともなり、21世紀のメディアのあり方を大きく変えようとしています。こうした時代に、私たちはメディアがどのように変わり、どのようにしたら賢く使いこなせるのかを常にウオッチする必要に迫られています。
当ゼミでは、変わりゆく新聞、テレビ、雑誌の旧来メディアとインターネットによる新たなメディアを含めて、各自が自由に選んで研究し、成果を発表し、語り合うことを目的にしています。
例えば、ニュース報道におけるジャーナリズムはどのように変わっていくのでしょうか。誤報、集中過熱取材、報道被害など、ジャーナリズムの倫理が問われる時代でもあります。ネットではプライバシーや肖像権、サイトの炎上など、数々の問題が起きています。こうした変革期におけるメディアの諸問題を深く掘り下げて、現代を生き抜くための知恵を一緒に研究してみたいと思います。
メディアを読み解き、そのデータを活用する研究は、政治学や国際政治学の分析手法として頻繁に使われているものです。 その点で、政治学科、国際政治学科の学生がともに受講できるゼミを目指しています。

ゼミの年間計画

基本的には学生の関心に基づいて、自由に選んだテーマについて研究発表をしてもらい、議論します。必要に応じて、グループを作って、共同研究(サブゼミもあり得ます)をする場合もあります。最初の何回かは、メディアやジャーナリズムについて、どのような問題点があるのか、いくつかの事例を講義形式で話して、議論するという形で始めたいと考えています。合宿は希望に応じて、国内で年2回程度を予定しています。

五十嵐ゼミ 希望者へのメッセージ

このゼミはマスメディアを目指す学生だけではなく、一般の会社や公務員などを志望する学生も歓迎します。会社や役所では、メディアでどのように報じられているかという情報収集は欠かせない仕事になっています。メディアの情報を見て、どこに真実があり、どこにウソがあるのかを見極めるメディアリテラシーの能力は、現代を賢く生き抜くためには必須のものといえます。メディア志望の人に対しては、担当教員が全国紙の記者、編集者をしてきた経験から、個別にアドバイスすることもできます。当ゼミは、2017年度から新たに開講するもので、ゼミの新たな歴史を作っていきたいという、意欲あふれる学生を期待します。

成績評価方法

ゼミへの出席と発表、および議論への寄与度といった平常点を重視します。発表の際のプレゼンテーション能力も評価に加えます。ゼミ論文については検討中です。ゼミの受講生の希望を聞いて、最終的に決定します。