本多 美樹ゼミ(テーマ:北東アジアの伝統的・非伝統的安全保障)

2016年04月01日

【更新情報】

11月8日(火) ページを更新しました(教員プロフィールを追加しました)

本多ゼミ概要

当ゼミでは、アジア地域、特に北東アジア地域の安全保障についての理解を深めることを目的とします。その際に、国家間の軍事的な問題を対象とする従来の安全保障に限らず、領土問題や歴史と和解をめぐる問題などの非軍事的な、いわゆる非伝統的な安全保障についても考察していきます。どのような要素が「平和」を乱し、どのような要素が「平和」を促してきたのか?―― さまざまな角度から考えます。

ゼミの年間計画

前期の授業では、「安全保障」をめぐる概念や理論について歴史を紐解きながら丁寧に学び、国際関係を観察する「眼」を養います。後期の授業では、理論から実践に移ります。グループあるいは個人で興味のあるテーマを設定し、具体的な事例に注目して分析します。テーマの選定、先行研究の整理、調査、考察、発表、議論、レポートの作成などを通じて、基本的に必要なアカデミック・スキルも身に付けます。自由な発想で、北東アジアの伝統的・非伝統的安全保障環境について考えます。
このような学習と同時に、他大学との合同セミナー(五大学合同ゼミ)、合宿や任意参加のスタディー・ツアーの実施も予定しています。他大学の学生と議論する場をもったり、教室で学んだ学問が実際にどのように機能しているのかを体験したりすることによって、国際関係への理解をより深めます。

本多ゼミ 希望者へのメッセージ

この混沌としたアジアの状況をさまざまな角度から注意深く観察するという知的なプロセスを楽しんでほしいと思います。

成績評価方法

各々の関心分野についての理解度、考察、発表、議論、レポートの作成状況などを踏まえたうえで、総合的に判断します。

参考:プロフィール

本多 美樹

成蹊大学卒業後、英字紙ジャパンタイムズに記者として勤務後、早稲田大学大学院アジア太平洋研究科にて博士号(学術)を取得。早稲田大学社会科学総合学術院准教授を経て、2017年4月より現職。専門は、国際関係学、国際機構論、伝統的/非伝統的安全保障研究、国連研究。
おもな著書として、『北東アジアの「永い平和」:なぜ戦争は回避されたか』(編著)(2012年、勁草書房)、『国連による経済制裁と人道上の諸問題:「スマート・サンクション」の模索』(2013年、国際書院)、「『グローバル・イシュー』としての人権とアジア:新たな国際規範をめぐる国際社会の確執に注目して」『グローバリゼーションとアジア地域統合』(2012年、勁草書房)、「平和構築の新たな潮流と『人間の安全保障』:ジェンダー視座の導入に注目して」『「人間の安全保障」に向けた東南アジアの現在と課題』(2016年、明石書店)、“The Role of UN Sanctions against DPRK in the Search of Peace and Security in East Asia: Focusing on the Implementation of UN Resolution 1874,” East Asia and the United Nations: Regional Cooperation for Global Issues (2010, Japan Association for United Nations Studies) などがある。