特集 ~学生・修了生インタビュー~

法政大学を卒業後、大学院に進学した方の声

楊さん

社会人の方とともに学び
日本のリアルな情報を
得ることができた

楊 俊娟
経営学研究科 経営学専攻
修士課程【2013年度修了】

勤務先:株式会社ミスミグループ本社

日本の企業経営を体験したいと思った

高校の時、世界史の勉強をしていた際、日本が第二次世界大戦後に急速な経済成長を遂げ、「経済大国」になったことを知りました。戦争によって極度に荒廃した日本がどのようにして立ち上がったのか、日本の企業経営に興味を持ちました。理論だけなら中国でも学べますが、日本の企業がどのような経営を行っているのかは、実際に日本で学び、日本で働いてみないと分からないと感じ、留学を決意しました。 
大学院時代は、経営学を包括的に学ぶとともに、「外国人従業員が、なぜ日系企業に定着しないのか」というテーマで研究しました。研究方法は、インタビュー調査を利用した定性分析。調査対象者の国籍は、マレーシア、フィリピン、コロンビアをはじめとした世界12カ国。職業はIT関係、商社、デザイナーなど、年齢は20代から50代まで、全部で21人の多種多様な方から話を聞くことができました。来日当初に通っていた日本語学校で知り合った方たちをメインに抽出しましたが、法政大学大学院の先生から紹介していただいた方もいました。この経験により、聞く力をはじめ、たくさんのことが勉強できました。

大学院で学んだあらゆることが、商社の業務に活きている

私は海外に興味があり、人と関わることも好きだったので、就職先に商社を選びました。現在、商品開発部に所属し、市場調査、商品の選定、仕入先の検討、価格設定、見積作成など、多岐にわたる業務に携わっています。こうした仕事をするうえで、経営学研究科で学んだあらゆることが役立っていると感じています。例えば、コスト削減について考える際に、大学院時代に勉強した知識が実際の業務のヒントになることがありました。世界を舞台に活躍できるグローバルリーダーを目指し、充実した日々を送っています。


楊さん2

心に染みた、先生や仲間のあたたかさ

本研究科に通って一番良かったと思うのは、昼間コースに所属しながらも夜間コースの講義に参加できたこと。夜間コースでは、主に働きながら大学院に通っている社会人の方と共に学び、議論をしたり、日本の会社の現状などを聞いたりすることができ、とても刺激的で貴重な経験となりました。
一緒に学ぶ仲間のあたたかさも、本当に心に染みました。翌日に就職活動の面接を控えたある日、社会人の方から具体的なアドバイスをいただきました。その時に聞いた「とにかく落ち着いて話す」「相手の話が終わってから自分が話す」という姿勢は、今でも自分に大きな影響を与えています。内定先が決定した時も、一緒に喜んでくれました。 
教員の方も大変親切で感動しました。私の性格や志向を見て就職先に商社を勧めてくださったり、就職活動の最中も「困っていることはない?」と声をかけてくださったり。就職活動の時はストレスが結構あったので、こうした仲間や先生の存在が本当にありがたかったです。法政大学大学院では、優秀で親切な先生や仲間がたくさんいるので、ぜひ目標を持って、安心して入学してもらえたらと思います。