特集 ~学生・修了生インタビュー~

法政大学を卒業後、大学院に進学した方の声

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培った知識と経験が、技術者としての土台をつくってくれた

松本 一哲
工学研究科 機械工学専攻(現:理工学研究科 機械工学専攻)
修士課程【2013年度修了】

就職先:三井化学株式会社

幅広く学んだ後に、専門性を高める選択を

大学に入学した当初は、自分の得手不得手にかかわらず幅広い知識を身につけたいという思いがありました。そのため機械工学科の中で基礎となる四力学(熱力学、機械力学、流体力学、材料力学)を中心とした専門科目、ならびに一般教養科目の講義を積極的に履修。基礎を4年間しっかり学んだ結果、興味を持った分野の研究に専門的に取り組んでみたいと思い、大学院進学を選択しました。また、卒業後にエンジニアとして活躍するには、さらに専門的な知識や思考力を身につける必要があると考えたのも理由の一つです。

航空事故の原因となるバードストライクを研究

大学院では、航空機に対する鳥衝突(バードストライク)に関する研究に取り組んでいます。航空機に甚大な損傷を与え、人命に関わる事故につながりかねないバードストライク。航空機の利用増加に伴い発生件数が増えているため、この問題の解決・防止に少しでも寄与できればと考えています。

法政大学大学院には、多岐にわたる分野のスペシャリストである教授の方々がおられるため、先生方のご指導のもとで最先端の技術に触れることができました。また設備が充実しており、不自由なく研究ができる環境が整っていることも大きな魅力だと思います。

松本さん3

企業との共同研究を通して社会を体感

もともとエンジニアという夢はあったものの、具体的な業種については明確に決めていませんでした。しかし、大学院時代に企業との共同研究を通して「仕事とはどんなものか」を体感することができ、業種を選ぶ際に大変参考になりました。また、研究活動の中で身につけた知識や思考力に自信を持てたことが、就職活動においてもプラスに働いたと思います。化学メーカーに就職が決まり、今後は新たに学ぶことも多く今まで以上に厳しい環境になると思いますが、知識と経験を積み重ねて技術者として成長し、「プラントの新設プロジェクトに携わり、自分の案が盛り込まれたプラントを形にする」という目標を実現したいと思います。

振り返れば、大学院では学部時代より分からないことも多いがゆえに、自ら考え行動する主体性が求められました。苦労も多かったですがその分成長できましたし、素晴らしい環境の中で将来について考える機会を得たことは、自分にとって非常に有意義だったと思います。