特集 ~学生・修了生インタビュー~

留学生として大学院に進学した方の声

黄さん2

法政大学大学院で出会った
恩師のように、 立派な研究者・
実務家を目指して

黄 一峰(コウ ヒトミネ)
中国
法学研究科 法律学専攻
博士後期課程3年

文部科学省 国費外国人留学生 採択中

先生の研究・業績と、法学研究科の歴史に魅力を感じた

母国の大学では法学部に所属し、刑事法、経済法の勉強をしながら研究者を目指していました。卒業論文の指導教官だった先生は日本への留学経験があり、「立派な刑事法学者になりたいなら日本に留学するといい」と勧められたことで、留学を検討し始めました。留学先の選定にあたっては個々の先生の研究テーマ・業績を重視し、いろいろと調べた中で一番自分にふさわしいのは法政大学の田中先生だという結論に至りました。また、法政大学はもともと日本初の私立法律学校から始まっていて、130年の歴史があることも魅力でしたね。

7月に来日し、9月の大学院受験までは必死に勉強しました。試験では面接で日本語力に不安があることを指摘されましたが、「来年の4月までに必ず日本語を勉強します、信じてください!」と思いを伝え、無事合格することができました。実際の入学・引っ越しに関しては、国際交流センターの方に何から何まで助けていただき、大変ありがたかったです。

理論と実務のエキスパートである先生方の指導

現在、日本の法学をリードする先生方のもとで、ハイレベルな指導を受けながら研究を続けています。理論研究のみならず、実務経験も豊富な先生方がそろっているため、さまざまなアドバイスをいただき研究に生かすことができます。また、研究科には志の高い学生が多く、互いに切磋琢磨し合える環境もありますね。具体的な研究内容は、日中経済刑法の比較です。社会制度や経済発展の程度は国によって異なるため、単純な法制度の比較は意味がありません。法律の条文、適用だけではなく、法律作成の経緯も含めて見ていく必要があると考えています。

設備面で言うと、市ケ谷キャンパスの図書館はかなり広く、研究に必要な本は全て備わっているのでとても助かっています。さらに都心にありながら交通アクセスは非常に便利ですし、僕の好きな神保町古書店街も徒歩圏内で、環境面は素晴らしいと思います。

黄さん3

学問の本質に触れる喜びを

僕の人生に最も深い影響を与えた方は、指導教授である田中先生です。将来は、そんな先生のように立派な研究者・実務家になりたいと考えています。中国の弁護士資格を有しているため、研究者と外国法弁護士を両立することも一つの選択肢かもしれません。夢に向かう道のりが厳しいのは覚悟していますが、諦めずに頑張りたいと思います。

留学生活は大変ですが、決して無意味ではありません。苦しみに耐えて、そして乗り越えてください。迷ったら大学の先生方や、国際交流センターの方がサポートしてくださいます。ちなみに私は国費留学生として文部科学省から奨学金をもらっていますので、そうした制度も活用してみてください。国費留学生の選考では成績に加えて語学力も重視されるので、日本語と英語はもちろん、フランス語、ドイツ語なども学んでおくと良いと思います。法政大学大学院で一緒に学問の本質や魅力に触れて、その先の自分を創りましょう。