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キャリアデザイン学専攻夜間コース(修士課程)(2013年度より、学生募集停止)

最先端のキャリアデザイン学分野を体系的に学べる日本で初めての大学院。

日本で初めて、キャリアデザイン学を創造する専攻として設置されました。企業や公共団体、NPO、大学、高校などの機関で人事・教育・キャリア支援などを担当している方、キャリアコンサルタントとして働きより高度な専門職をめざしている方などを対象に、理論に裏付けられたキャリアデザイン学を実学として学び、研究します。本専攻ではビジネス、教育、心理などの専門分野をバックグラウンドにしながら、個人のキャリアを学際的に明らかにすることを特色としています。学生の職業的なバックグラウンドや問題関心の領域に対応させる形で、1.学校等のキャリア支援や生涯学習の視点を重視する教育・発達分野(キャリア教育・発達 プログラム)、2.組織の中でのキャリア形成・支援の視点を重視するビジネス分野(ビジネスキャリアプログラム)、の2分野のプログラムを設定します(2011年度開始予定)。
カリキュラムは1.基礎・共通科目、2.プログラム科目、3.演習科目から構成され、基礎的な理論や調査研究法などの基礎・共通科目を土台として、2つのプログラムに応じて選択するプログラム科目を配置しています。プログラム科目は、個人のキャリア発達・開発に焦点をあてたキャリア発達科目群、キャリアを支援する組織や専門職能を考えるキャリア・プロフェッショナル科目群、個人の組織行動を条件付ける社会的な政策や制度を検討するキャリア政策科目群から構成されます。これらの基礎理論や手法をベースにして、演習において論文研究指導を行います。

特色

  • 修士論文は必修であり、皆さんのアカデミック・キャリアを具体的に示す成果として重視しています。修論執筆への指導と支援は1年次秋の修論構想発表会から始まり、1年次12月に指導教員を確定し、演習を通じた少人数の個別指導を受けながら4月、9月の二度の中間発表会(集団指導)を経て修論の完成を目指します。
  • 授業の多くは、2時限連続(3時間)で夜間と土曜日に開講され、半期で終了します。これは効果的に集中できる受講を可能にし、議論を活性化させる工夫です。

目標

  1. 修士論文は実証研究を原則としており、質問紙調査やケーススタディ、既存データの解析など社会調査の手法を駆使して質的、量的に分析したものが多く、これが伝統ともなっています。
  2. 先輩諸氏の多くが、仕事を続けながら修士号取得後に学会報告にチャレンジするとともに、研究会活動などにも積極的に参加し、継続的な専門能力の研鑽に励んでいます。また、同窓会ネットワークを通して、高度職業人としてのキャリアを形成しています。まさに高度職業人の育成という大きな目標に向かって着実に進んでいます。

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キャリアデザイン学専攻夜間コース(修士課程)

Q&A

Q: キャリアカウンセラーやコンサルタントなどの実務養成機関ですか?

A:
これらの職種に関わる試験への合格だけを目指すなら、他に資格取得のプログラムはあるでしょう。私たちは、社会の各方面で人の発達を支援し、自ら成長する高度職業人を養成したいと考えています。組織の人事・教育部門のプロフェッショナルや部下を持つリーダー、進路・就職の指導にあたったり、キャリアを焦点にすえて教育研究の仕組みを考える大学や学校の専門職や経営管理者、町づくりと人づくりを結びつけようとしている行政担当者、生涯学習機関や博物館などの専門職、人材ビジネスの起業家やプロフェッショナルなど幅広い分野を想定しています。

Q: 卒業するとどんな資格を得られるのでしょうか?

A:
修士(キャリアデザイン学)となります。加えて、修了学位記にはキャリアデザイン学専攻である旨も記載されます。

Q: 他の社会人向け大学院とどういう違いがありますか?

A:
いま日本でキャリアを研究教育の主眼におく大学院専攻は本専攻だけです。本専攻では修士論文を必修として、院生には厳しい勉学を要求しますが、深くものを考える習慣や技法が身に付きます。教員一覧をみていただければ、キャリアに関連する諸学の最先端の科目と顔ぶれで授業が行われることがわかります。

Q: 実務に役立つ技法・知識も身につきますか?

A:
キャリアに関わり総合的に学ぶプログラムになっています。また洞察力、論理力、調査力、文書力など、適切な技法習得も可能な科目を配置しています。

Q: 社会人経験のない学生でも受験できますか?

A:
職業人の再教育を主眼としていますが、学部レベルの勉強にはあきたらない学生の進学も受け入れます。学部から直接大学院に入った院生ばかりの専攻に比べて社会人と机を並べて勉学できる魅力があります。ただ実務経験のなさを補う努力が求められるでしょう。

Q: 仕事を続けながら通学・修了できますか?

A:
平日の夕方から夜間と土曜日を中心として開講します。また夏期などに集中授業があります。在職中の方でも週に平均すると2.5日ぐらい通う意志があれば修了できます。なお夜間授業は6時半から3時間程度です。また通学に便利な市ケ谷キャンパスです。

Q: 高卒、短大卒でも受験できますか?

A:
キャリアデザインに密接に関連する職務について実績を積んだり、論文などの研究業績をあげたり、すでに関連する科目を履修した実績があるなどで学部卒業と同等の資質があると認める方には、門戸を開いています。事前審査をしますが、チャレンジして下さい。

Q: 学部で、あるいは入学前にどういう学問分野を勉強していると有利でしょうか?

A:
受験時には大学時代の専門は問いません。しかし経営学、教育学、文化学、心理学、社会学などの、人の生涯発達やその支援に関わる基礎的な勉強をされることを期待しています。基礎不足の人のために経営管理基礎論などの科目を用意しています。

Q: キャリアヒストリー報告書にはどんなことを書けばいいでしょうか?

A:
社会人の方は実務などの経歴を通してキャリア研究を深めるにふさわしい知識・経験などを得たことを、学生の方は勉学その他の活動を通じてえた実績や経験を書いて下さい。

Q: 研究計画書にはどういうことを書けばいいでしょうか?

A:
2年間の修士課程において、実際にそのテーマで研究できるという現実性や、そのテーマの重要性、またそのテーマが本専攻のプログラムに合致し教員が指導しうる内容であることなどが具体的に書かれていることを期待します。漠然といろいろ学びたいでは困るのです。なお、書き方や文章力も評価の対象になります。

Q: 筆記試験はどんな出題でしょうか?

A:
論述問題(日本語による専門知識を問う論述試験)です。本専攻設置科目に関わる論理的な思考能力を試します。

Q: 面接試験ではどのようなことを聞かれるのでしょうか?

A:
研究計画にそって研究を行い修士論文をまとめる力があるかどうかを提出書類などを参照しながら質問します。漠然と学ぶ希望があるというだけでは不十分でしょう。

Q: 関心のある一部の科目だけを履修できませんか?

A:
科目等履修生という制度があります。またその後入学された場合は、単位に換算することができる場合があります。

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